劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

ソレスタルビーイングのラストミッション

ガンダム00パンフ

ブラックリスターの試写会に外れたので、代わりにガンダムダブルオーを観てきました。

観てきた映画館は新宿ピカデリーなのですけど、久々にチュリトスのある映画館に出会えました。
今まで新宿の映画館というとバルト9に行っていましたが、売店の品ぞろえだけで言えばピカデリーの勝利。
(完全にチュリトス基準ですけど)
今後新宿の映画館に行くときは、ピカデリーにしたいところです。
ちなみに、席は真ん中のG席を選んだのですけど、ちょっと首を上げたので2列ほど後ろが一番見やすい席かなと思います。


さて、映画の内容ですが、TVで出てきたキャラそれぞれに見せ場があって非常に満足できました。
そして、これでもかという感じの軍隊と敵のスケール。
こちらは人類全体の連合軍ですが、敵はさらに強大でまさに絶体絶命の状況、人類の命運をかけた絶対防衛戦線が始まる!!というわけですからね。
もうこの超大規模の戦闘シーンだけでお腹いっぱいになりましたよ。

最初に書いた通り描き忘れたキャラもなく、それぞれがしっかりと活躍しているのでTV版の続きとしてはふさわしい内容でした。
TV版を観ていた方には是非とも観ていただきたい映画です。
ちなみに、自分はTV版の内容微妙に忘れていたこともあり、wikipediaで微妙に設定など確認してから観に行ったのですが、忘れている設定もいくつかあり結構助かりました。
この映画はある程度設定を知っていたほうが分かりやすいと思ったので、設定を忘れかけている方は事前にTV版の復習をしていくとより楽しめると思います。

(以下ネタばれありの感想です。ご注意を)



以下の感想はネタばれありなので、注意してください。
























では、ネタばれありの感想。

とにかく、まずはラストにメインヒロインが誰なのかはっきりと示されたのが良かったです。
まぁ時間かかりすぎだろうというツッコミは皆さんいれたいところでしょうが・・・
メインヒロインをまさかのおばあさんにしてしまったわけですからね。
しかも、イメージ映像などで若いころの姿を出せば良いところをそれをしない徹底ぶりは凄かったです。
とはいえ、TV版でも結局くっつかなかったのが最後の最後にようやくというわけですから、あのラストは良かったです。

そして、ネタばれなしの方の感想でも書きましたが、TVに出てきたキャラにそれぞれしっかり見せ場を作ってあったのが良かったですね。
もうここでグラハムが来てほしいと思った瞬間にジャストタイミングで来たり、コーラサワーが大佐に何も語らず笑って出撃する死亡フラグ満載の出撃シーンや、サジの技術者として戦闘には直接関わらないまでも自分の戦場で戦う成長がよくわかるシーン。
特に、ところどころに出るたくましくなったサジのシーンはTV版の頼りないところを知っていると出るたびに嬉しくなりました。
尤も逆に、TV版を知らない人からするとなんでこんな戦闘に関係ない男のシーンをたびたび出すんだ?と疑問もあるでしょうが、それはTV版の続きということで仕方ないところでしょう。
また荒熊を始めとしたニール等、TV版で死んだキャラにも見せ場があったのも嬉しかったですね。
中将が荒熊の話をし始めた時は感慨深くなりました。
そして、荒熊というとその息子の死にざまが・・・
まさに荒熊の息子にふさわしい人類を守るために命をかけたトランザム。
音楽も合わさり非常に泣けるシーンでした。
というか、あの挿入歌が流れた瞬間、もうこのままスタッフロールが流れるのではと思ったほど見せ場のシーンでしたね、あそこは。

そして、死にざまといえばもう一つ、グラハムのラスト。
クアンタのトランザムを温存するために自らの体を張って道を作る。まさに登場して欲しいときに登場して欲しいキャラがやって欲しいことをやってくれたという感じで非常に満足できました。
先にも言いましたが、TVに登場したキャラクターそれぞれを見捨てることなく見せ場が本当にしっかり作られていましたね。
まぁ、その一方で新キャラのデカルトが少々かませ犬っぽくなってしまったのは残念なところだったのですけど、役回り的にはしょうがないところかなと思います。デカルトよりも活躍させるべきキャラが沢山いたわけですし。

話の終わらせ方については個人的には、クアンタが敵の本陣に突撃しハッキングで勝利か、テーマ通り「理解」で終わるのかどっちなんだろうと思いましたが、テーマ通りのエンディングで作品の軸が貫き通っていたのはほっとしました。
まぁ、人類以外の知的生命体と体ごと共生するというのはSFとかではたまにあるので自分は受け入れられましたが、その他最後にはガンダムでまさかのワープをしたりと、まさに今までのガンダムの概念をぶち壊した作品であるため賛否両論色々とありそうだなとは思いましたが……
尤も、そのおかげで劇場版に恥じないスケールで物語を展開でき、だからこそあのスペースオペラクラスの超スケールの戦闘シーンを実現できたわけなので自分は良かったと思います。
「エルス到達まで90日」といった宇宙ならではの時間単位がガンダムで聞くことが出来た時には非常に震えましたからね。

ちなみに、映画を見たとき自分は、エルスは木星出身の異星人でずっと未来に起こる太陽が木星を飲み込むことを恐れ、外宇宙に行ける方法を知るために外宇宙航行宇宙船ソレスタルビーイングを持つ人類に襲いかかってきたのだと思っていました。
太陽の極大期を身近に恐れるほどの知的生命体なんだから、そりゃあイオリアも到来の時期を数百年レベルで見誤るはずだと。そんなものは誤差みたいなものでしょうし。
しかし、パンフを観てみると実際にはエルスの母星は他にあり、木星に現れたのは木星のワームホールを利用したからとのことで、ラスト付近は少々駆け足気味でもう少し説明して欲しかったかなと思いました。

後、個人的に感じたこの映画の面白いところとしては、話の結論としてイノベイターに進化することを良しとしながら、実を言うと活躍しているほとんどがイノベイターではなく人類であるところですね。
イオリアはイノベイターに進化することでエルスとの対話を実現させると言っていましたが、映画ではそうならず、道を作るために特攻したグラハム等の人類の助力があってようやく刹那は対話を実現させたわけですから……
そう考えるとこの映画は刹那のストーリというよりは、イノベイターに進化しつつある人類のラストミッションを描いた映画なのかもしれまないなと感じました。
映画の中でイノベイターと人類の能力差による争いの可能性を示唆していましたが、それに対する答えとして、

「人類はイノベイターに淘汰される存在ではなく、グラハムが刹那に道を切り開いたように次なる世代、分かりやすく言えば子供達のために道を用意する。それが親に当たる人類の役目である。」

という答えを、言葉ではなくエルスとの戦闘に対して基本的に活躍していたのが人類ということで表現していのかなと……
まぁ、表向きのテーマが異星体との理解である以上、裏のテーマとしてもしかしたらそういうのがあったのかも、という程度で確証はありませんが。


というわけで、自分の好きなガンダムの映画ということもあり色々と書いてしまいましたが、そらぞれのキャラの見せ場にしろ、テーマにしろしっかりと作りこまれている映画だと思います。
続きものの性質上、TV版を観たことのある人しか100%楽しめない作品ではあるものの、逆にいえばTV版を観た人なら楽しめる作品になっていました。
またガンダム+スペースオペラというような作品であったため、その2つが好きな自分としては非常に楽しめました。
SF作品らしく色々と語れるポイントもありますから、早く自分の周りにも観た人が増えて色々と語りあいたいなぁと思う映画でした。

では、相変わらず長々と書いてしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
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