C88に参加

もう1ヶ月ほど経っていますが、8/14にコミケに参加してきました。

内容については、サンプルをpixivにて上げていますのでコチラにどうぞ。
買った方へ向けての誤字修正表は先日記事を上げましたが、pixivでも誤字修正表をアップしています。
まぁ、誤字が多すぎて本当に申し訳ないです。


・作品について
さて、まずは今回出した作品についてですが、書き始めは10年前ほどになります。
このあたりはサークルカットを見ても分かるかと。

C88サークルカット
まぁ、ちょこちょこ書いていまして、期間としては自分がロボットを始める前ですから結構前から書き続けたものになります。

本に出そうと思い立ったのは去年のSF大会ですね。
本当はそこで完成させてお披露目と言う予定だったのですが、まぁ完成させることができず結局その時は何も出せず。
SF大会の1ヶ月ほど後でネットでコミケの話題がちらほらと出て、どうせならコミケで出そうと思い立ち、冬に応募しようと思ったのですが、その時にはすでに応募が間に合わない状況。
そんなわけで、今回の夏に応募しようということになりました。
色々水面下で物事を進ませていたこともあり、知る人も誰もいないでしょうが、一応参加についても1年前から動いていました。
とはいえ、作品自体が10年ぐらいかけて作ってますから、誤差の範囲内というところでしょう。

なお、1年前から準備していても余裕というのはなく、結局作品も締め切りギリギリで、作品は3章構成で作っていますが、最後の第三章のほとんどは突貫で3日位で書きましたからね。
「これが終わるまでは寝られない」と言う感じで。
それまで10年ぐらいかけて書いていたところを、ラストは3日位で書ききるという指数関数も真っ青の作業量でした。
修羅場モードは凄いですね。
下手すると、もう前編、後編に分けてしまおうかとも考えていたわけですが、この機会を逃すと後編など書かないかもしれないという恐怖と、最初だしちゃんと完結したものを出したいという思いでなんとか書ききりました。
その結果があの誤字の量ですが……

一応、誤字については事前に印刷してある程度は確認していたのですけど、それでもあれだけの誤字が出るとはホント申し訳ないです。
ちなみに、事前の印刷はコンビニにUSB持って行ってPDFプリントをしたわけですが、結構なページ数なので時間がかかりました。
4回ぐらいに分けてやっていたわけですが、最後の1回には後ろに並んでいる人もいました。
もしかすると、お仲間さんだったかもしれません。
利用したサービスはセブンの文書プリントで個人的な意見ではありますが使い勝手もよかったです。
コピー本作る時にはまたお世話になるかもしれません。


・コミケ当日
作品作りに関しての話はこの程度で、ではコミケ当日の話を。

当日はくままさん等にも売り子を手伝ってもらい、ブースで小説を頒布していました。
C88ブース

ブースはこんな感じでした。
今回のためにカタログスタンドを購入し、OHPシートや両対数方眼紙などを無料配布していました。
チラシスタンドのサークルカットが透明なのはOHPシートに印刷したからですね。
無料配布するだけでも何だし、一枚ぐらい有効活用してみようと試しにやってみたのですが、思いのほか未来感が出て良い感じでした。
PCでプレゼンやる時代にOHPシートなど無用の長物と思っていましたが、中々使いどころもあるものです。
なお、カタログスタンドにROBO-ONEのチラシが見えるのは、MFTに行ったときにコミケ出ると言ったら配ってと頂いたものです。
ちなみに、9/26、9/27はROBO-ONEですので興味のある方は是非とも観戦をどうぞ。
しかし、カタログスタンドにチラシスタンドと展示用のアイテムがちょこちょこ増えていきますね。
そういえば、自分よりもイベンターな方は周りに結構いるのですが、持っている方をあまり見かけない気が……
他の方のイベントの時にも持っていけば、役立ってくれるかもしれません。

当日会場入りしたのは9時ぐらいでしたかね。
外の行列は凄まじかったです。
とはいえ、中も凄くてビッグサイトの広い空間にクリエイターがびっしりと埋まっているという。
作り手があれだけいるというのは中々感慨深いものがありました。

その後、準備をして手伝ってくれるくままさん等が来るまでは1人で店番。
目の前が壁で結構な集客力を持つサークルがいたので、行列が自分の机ギリギリまで伸びてきて、このまま回れ右してうちの本を買っていってくれないかなと思ったり、途中でスタッフにより整理されその行列が曲がったり、最後尾じゃありません札を見たりと中々面白い体験ができました。

で、しばらく店番した後にくままさんなども到着して11時ごろに早めの昼ご飯を。
混んでるかなととも思いましたが、その時間はまだ空いていたようで問題なく食事にありつけました。
とはいえ、入退場に制限がかけられている状況では戻るのも一苦労でした。

その後も、くままさん達が店番していただいたおかげで、結構色々と見て回ることができました。
後輩のブースに行ってちょっとうちの本を買って行けよと都合のいい時だけ先輩面をしたり、企業ブースの行列の凄まじさを眺めたり。
自分は東1~3ホールでその端のSF関連の場所にいたのですが、知り合いのいる艦これの方に移動したら人口密度の増加が凄まじいことになっていました。
行けばいくほど身動きとれないほどの人混みに。
知り合いが後で言っていましたが、SF関連ブースは平和だったとのこと。
確かに、あの艦これの人混みの中でブース出していたとなるとそう思うでしょうね。
その後は、周りのSF関連ブースで気になったものをいくつか購入していきました。
戦利品についてはまた後ほど。

しかし、夏のコミケは暑さ対策が重要ですね。
凍らせたペットボトルは冷却にも使えて役立ちましたが、汗ふきシートはちょっと失敗だったなと今更ながらに反省するところです。
メントール系の薬か何かでひんやりした感覚にしてくれるものだったのですが、基本的にアレは薬品で神経麻痺させてるだけで、体温は実際のところ下がっていませんからね。
周囲が冷房効いていて冷えていない限り、汗が出ず体温調整ができない分、後で余計に汗をかいてしまうという。
熱対策についてはある程度は知っているのですが、ロボットに偏った知識のため汗対策はあまり考えていませんでしたから、アイテムの選択ミスをしてしまいました。
あくまでも、におい消し程度の汗ふきシートぐらいを購入しておいた方が良かったです。

というわけで、かなり汗を書きつつも周辺をめぐり、、その後ブースに戻り、終了時間まで店番。
片づけをし知人と打ち上げに行き、自分の初コミケは終了しました。

売上ですが、当然のごとく売れ残りは発生。
覚悟はしていたので、印刷部数はカバンで搬入できるレベルに抑えておいてよかったです。
とはいえ、ネットでもつながっておらず、初めてブースにきた方が何人か買って行って頂き、本当にうれしかったです。



・戦利品
では、戦利品を紹介。

monokaki
Manhunting_with_KEMOMIMI
Manhunting with KEMOMIMI

獣耳の女の子が銃撃戦をする小説です。
自分のとなりのブースの方が頒布していた作品ですね。
話を聞くと、個人で出すのは初ということでした。
内容は獣耳の女の子がアクション映画さながらに銃撃戦をするというのがメインで、その裏で何かが暗躍しているといったものです。
序盤にさらっと『実はこの世界で獣人は珍しいものではない。』と出て、二行もしないうちに閑話休題と元の話に戻ったのは中々驚きました。
今回は前編ということで、主人公らしきキャラのターニングポイントに至る過程までを描いていました。
銃の種類とかをしっかり状況ごとに選んでいる感じでミリタリー知識のない自分には羨ましかったです。
やっぱり、この場面ではこの銃がいい、とか分かるようになると現代ものの小説を書く時には役立つと思うので、少しぐらいはそっち方面の知識にも触れていきたいものです。
後は、女の子をちゃんとかわいく表現できていたのが良かったです。
まぁ、獣耳の女の子が銃撃戦をするというコンセプト上そこは重要なところですが、結構それを実際に文章で表現するのは難しいと思います。
ストーリー面では暗躍の内容が未だ不明で若干盛り上がりに欠ける部分もありますが、多分かわいい獣耳の銃撃戦を表現したい一心で作った作品というのは読んでいてひしひしと感じるところですし、暗躍とかストーリーのバックボーンはそれを実現する程度のおまけみたいなものと考えれば、これはこれで良いかと。
同人誌なのですから、書きたいものを書けばよいのです。
というわけで、かわいい獣耳の銃撃戦を楽しみたい方はどうぞ。



TDSF
「と」にもかくにも
「と」にもかくにも

最初からから結構な文字数で紹介文書いてしまい大丈夫なのかと思いますが、では次の作品です。
こちらも自分のとなりのブース(先ほどの方とは反対方向)で頒布していた作品ですね。
なんか、HPを見ると1986年8月発行の会誌とか紹介されており、なんというか歴戦の勇士の風格が漂います。
本の内容も、その風格に劣らないもので古い作品の評論が主で、勉強不足の自分には多少よく分からない部分も。
「カリガリ博士」とか「地球へ2千万マイル」については本を読んで初めてその名を知り存在を知ったほどですからね。
唯一分かったのは、原作を読んでいた寄生獣の話。
田宮良子の最後について自分は赤ん坊を助けたんだなぁという程度の認識ですが、種としての勝利を意味していたというのは気付きませんでした。
実際、評論を読んでいて思わずなるほどと思ってしまいました。
基本的に評論中に自分が読んだことのない古い作品をいくつも提示しているため、完全には理解できないものの、一方でシュリケンや巨大化の評論などでそういった古い作品から今現在へと連なる流れを紹介しており、歴史を俯瞰して見るようで古い作品を知らない自分でも楽しめました。
歴史と言うのは1つの点ではなく線でつながりや流れを見なければ分からないという感じなのか、その作品が作られた雰囲気を知るのは結局その時代に生きた方なんだなぁと、読んで思いました。
時代継承という意味でも、今後も書き続けて残し続けていってほしいものです。



CGS
物理ガール-仕事-
物理ガール-仕事-

数学ガールの物理版という作品……らしいのですが、数学ガールを読んでいないので元ネタを知らないままそのパロディを買ったことになります。
なんで買ったかと言えば、知人が売り子をしていたからという元も子もない理由ではありますが、とはいえ折角買ったのでちゃんと感想を。
数学ガールを読んだ方がいいのかなとも思いましたが、数学ガールを読んだ後の感想はいつでもできても、読む前の感想は今しかできないと思い、読んでみました。
元ネタがあるということで、やはりキャラが立っていましたね。
さて、内容についてですが、まず最初に「速度」という単語を見て、ちゃんと「速さ」はスカラー、「速度」はベクトルとして書かれているかどうかを確認してしまう辺りは科学教育系にいた人間の悲しい性です。
内容のメインはタイトルにもある「仕事」についての話でした。
かけあい方式で話を進ませるというのは学習漫画などで良くある方式で、すでに高校で物理を習っていた自分としてはふ~んという程度ではありますが、その後のオイラーの話など科学史方面に話題が移った時は結構興味が惹かれ楽しむことができました。
運動方程式からの積分で運動エネルギーの式が出た辺りなどは、なるほどこんな式変形かと膝を撃ちました。
実際のところは、一度勉強して見たことがあるはずの式変形なんですけど、記憶には全くないという……
上の「と」にもかくにもの感想でも書きましたが、ある程度物事に興味が出るとその物事の歴史がどうだったのかということにも興味がでてきます。
個人的には科学史関連の話をもっと聞きたいところではありますが、まぁメインは物理の話ですから、道に逸れ過ぎるのもなんですしサブの話はほどほどというのが良いのでしょう。
ちなみに、先ほど運動エネルギーと書きましたが、毎度思うのですがなんでこれって時間の-2乗の次元なんでしょうね。
電磁気学だとエネルギー〔J〕は時間の-1乗の次元を持つ電力〔W〕に時間をかけたもので、実際感覚としても時間にたいしてはゼロの次元だと思っているわけですが、運動エネルギーは時間の-2乗の次元という。
まぁ、単純に考えれば値が1の見えない物理定数でも挟まってるんだろうというものなんでしょうが、相対性理論の質量とエネルギーの式E=mc^2と運動エネルギーは次元が同じなので実はエネルギーは時間に対して-2乗の次元を持つのかもしれません。
もう少し物理の勉強をすればこんなの簡単に分かるのかもしれませんが、結局勉強することがなかったので、作者さんには是非ともいつかエネルギーを題材に話を書いていただきたいものです。
というわけで、物理に興味のある方は読んでいてはどうでしょう。数学ガール未読でも楽しむことができましたので、気軽にどうぞ。



東京理科大学科学誌発行研究会
Wißenschaft_Vol.2
Wißenschaft Vol.2

科学史研究会と言うことで、科学についての雑多なコラムをまとめたような本です。
大学名が聞いたことがあるのと、科学史というキーワード、そして先ほどの物理ガールがあったブースの隣と色々な要因が重なり買ってしまいました。
個人的に興味が出た話題は投射体の話題ですね。
てっきり、飛行機の羽とかそういう流体力学的な話かと思いきや、科学史関連の話でニュートン力学誕生前に考えられていた運動の法則についての話。
ニュートン力学を習っている我々からするととんでもない理論に思えつつも、投射体が飛ぶと後ろの空気が真空になり、そこに空気が回り込み物体が押されて前へ跳ぶとか、昔の人の考えの独創性は習うべきものもあり面白かったです。
その他にも音階の話も興味が出るとこで、2:3を12回繰り返すと1:2になり、12平均律になると言うのは、面白かったです。
がっくり3巻でググれって書いてあったのに調べなかったところをようやく勉強できました。
内容的にも数式も少なく、客観的データよりも主観的データに基づいた意見発表みたいなものに近いので(ゆるキャラに関するページとか)、理系の方以外にも読みやすい内容かと思います。
とはいえ、12平均律のところとかは数式少しぐらい書いても良かったのでは、理系の人間としては思いますね。
そういえば、人肉食と食糧危機云々の話が編集後記に書いてありましたが、アイルランドの貧民の子供たちが両親及び国の負担となることを防ぎ、国家社会の有益なる存在たらしめるための穏健なる提案、なんかは青空文庫でも読めますし、参考になるのではと思いました。



plotext
PLOT_PLUS_2015summer
PLOT PLUS 2015summer

若手イラストレーター、ライター、プログラマーのサークルとのことでその会報誌です。
自分がオリジナルSF小説を出していたこともあり、他の方のオリジナルSFはどうなんだろうとSFジャンルをちょっと歩いて見つけたものです。
『ベアンスタルクの星物語』というヴィジュアルノベルゲームを製作中とのことで、そのプロローグと、後は製作者たちのオススメSFの紹介、SFとは何かを語る座談会が載っています。
『ベアンスタルクの星物語』は、タイトルにもあるベアンスタルクと呼ばれる太陽の横に見える天まで届きそうなツルがプロローグでもその存在感を示し、中々興味を惹かせる内容になっていました。
太陽の横に見えるツルというイメージは、空の青さをバックにしていることもあり爽やかなイメージを作りだしていますが、作品の内容は果たしてどうなるのでしょうかね。
SF作品紹介については海外SF小説を主に読んで、日本のSF小説を読んでなかった自分としては参考になりありがたかったです。
ネタばれも少なめですし、レビューとしてしっかりできていました。
SF座談会は色々と話していますが、一番突き刺さったのは「最近のタイトルが長いのはダメ」というもの。
『六つの星の海の中で―――第18星系戦役―――』とかいうタイトルをつけてしまった人間としては胸が痛いです。
どうしても、作品を知らない人にアピールする際にはタイトルしか勝負どころがないと感じ、説明的な内容になってしまうのですが、それが一方で人を遠ざけることもあるということでしょうか。
大は小を兼ねると言いつつ、過ぎたるは及ばざるがごとしともいいますから。
適当なラインを見つけるためには、経験を積んでいくしかないのでしょうかね。
会報誌としては、作品のプロローグ紹介やメンバー紹介はしっかりできていたとは思いますが、イラストレーター、ライター、プログラマーの集まりと言うことで、それぞれのメンバーの今までの作品をあらすじとかで簡単に紹介していただけると、『ベアンスタルクの星物語』がどんな作品になるのかイメージがつきやすくなって良いかなと思いました。



FUTURIST
FUTURISM_2015_VOL.1
FUTURISM 2015 VOL.1

未来世界の設定資料集プラス小説という構成の本を頒布していました。
当日は知らなかったのですが、ツイッターとかを確認すると初参加の方だったようです。
絵と共にその設定を紹介という方式は、自分もこういう方式で世界観を表現出来たらとちょっと羨ましいです。
設定は考えられても、自分は絵に問題が。
作品については色々と機能面からの逆算で考えられたデザインも多く、個人的には65式装脚戦車は良いなと思えました。
前面からの関節暴露を抑えたデザインというのは中々面白い試みです。
pixivの方に作品がありますので、気になる方はそちらをどうぞ。
逆関節ロボットのデザインはあくまでも足を前方に上げやすいみたいなイメージで考えていましたが、関節暴露が少ないという発想は新鮮でした。
絵つきの設定資料の他、本の後ろには、義肢の技術が発達しその技術開発が尊重される世界におけるショートストーリーが載っていました。
多少ネタばれになりますが、ラストに関しては理想論を言えば、誰かを犠牲にしなければいけない程度の実力の二流だった、で済む話かもしれませんが、現実には一流の力があってもその周りの環境がなければ力が発揮できないということもあり、中々思うようにはいかないというのは良く分かるところでもあります。
そういう意味では、リアリティのあるラストではあるとも思えますが、とはいえその一方で倫理観の欠如が少々気になるところでもあります。
設定上、どこかと戦争状態になっており非常事態体制になっているとか、何かしらの補完は必要な気がしました。
ちなみに、筋駆動式の義手は肩関節を動かす筋肉が胸や背中まで伸びており、関節駆動と違いガンプラみたいに簡単に肩を外せる構造にするのは結構難しそうだなと義手の話を読んでふと思いました。
まぁ、肩から丸ごと義手にするという事態がレアケースですので、あまり気にしてもなんですが、鋼の錬金術師のエドの腕とか肩関節から丸ごと機械の腕にしてますけど動力どうなってるんでしょうね。
従来の人間の筋繊維に機械腕を繋げてるのでしょうか。
確かに、神経繋げていたそうにしている描写があった気もします。
なんか、話がずれましたがFUTURISM 2015 VOL.1は、設定資料の方も小説も良くできており面白かったです。
設定資料と小説がいまいちリンクしている感じがしなかったので、そのあたりがつながるともっと良いかなと思いました。



白いカラス
ウルトラマン超闘士激変再々録
ウルトラマン超闘士激変再々録

こちらはオリジナル本ではなく、ウルトラマン超闘士激伝の同人誌ですね。
かつてのボンボン派としては懐かしくて、発見次第購入してしまいました。
聖闘士星矢とドラゴンボールを足したような悪く言えばテンプレですが、見事な王道展開は子供心に響きました。
ボスのエンペラー星人の姿は搭乗したものの途中で話が終わり、コミックスも最後までは単行本化されず、年月が過ぎ復刊.comでようやく最後までの話が載せられたコミックが発売されるという、中々ファンを待たせる仕様ですが、その間ファン活動を続けていた方がいたとは。
これは同じウルトラマン超闘士激伝好きとしてもう買うしかありませんでした。
内容はBLネタもあり、人を選びますが、同じ時期に連載していたウル忍ネタもあり、当時のボンボン派の自分は楽しめる内容になっていました。
絵柄もそっくりで凄いですね。
しかし、何よりの収穫はウルトラマン超闘士激伝が最近新章をWEBで開始したことを知れたことです。
復刊.comでコミックスがでていたことは把握していましたが、新章開始は知りませんでした。
教えて頂いた作者さんには感謝です。
できることなら、この勢いで漫画化されていないストーリーの漫画化とか、アニメのdvd化とかを期待したいですね。
なんか、同人誌の感想というよりはウルトラマン超闘士激伝の紹介と言う感じになってしまいましたが、とにかく一度は終わった作品が復活するまで活動し続けたということには、凄いの一言しかないです。



日々是造形
IRONMAN_DETAILS_OF_COSPLAY
IRONMAN DETAILS OF COSPLAY

アイアンマンのコスプレをしていた方が出していた本で、コスプレ衣装の作り方などの工夫をまとめた本です。
開場と同時に来場者の方の近くでアピールしている姿を見かけ、自由になったら話をうかがいに行きたいと、突撃してきました。
素材はウレタンにエナメル生地を張ったものとのことで、脇の下から見える金属のように見える部品も全部同様の方法で作っているとのこと。
金属ではないにもかかわらず、しっかりとらしく見えますね。
本を読むとビッグオーのコスプレなど色々と昔からやっていたようで、その長年の経験からかアイアンマンの意匠は非常に丁寧な作りになっています。
装着しやすさとか運用しやすさ等、ただ着た時の見た目以外のところにも気を配った様々な工夫は非常に参考になります。
まぁ、実際のところ自分がこんな凄いものを作れるのか、という思いはあるものの、MFTとかでこういう体に装着する系のアイテムをお披露目できたらと思っているので、色々と作り手側の工夫の様子が分かるのはありがたいですね。
電装系も面白く、頭の開閉に使用しているのはタミヤの工作キット。
指は実は稼働せず、その中でスイッチ制御をおこなう指が入っている等々、色々な工夫が施されていました。
目が光るタイミングをずらす工夫も、マスクを閉じると反動でモーターの位置がずれ、それをスイッチにするとちょうど良いタイミング(マスクが閉じたときからワンテンポ遅れたタイミング)で目が光るというようになっており、センサーや電子回路に頼らないシンプルな機構になっていました。
なんだかんだいって、シンプルな方が故障率も少ないですし、修理もしやすいですから、こういう工夫は素晴らしいです。
本は主にコスプレ製作関連の話がメインなものの、アイアンマンスーツの考察が後半に載っており、何故アイアンマンスーツが変化していったのかを理解することができました。
映画ではなんとなく変化していった様子だけ見て、何故ああいうスーツになったのかその時その時深く考えることはなかったのですが、そこには理にかなった考え方があるということが分かりました。
コスプレの本と言うことですが、アイアンマン好きには楽しめる内容になっていますし、ものづくり関連の方にも参考になる部分があるかと思いますので、結構オススメの本ですね。



BROKEN EGG
じょしろぼっ
じょしろぼっ
ファントムペインCASE;1~3再録本
ファントムペインCASE;1~3再録本

オリジナルアンドロイドものの作品がありましたので、興味がわき、新刊のじょしろぼっと過去の作品の再録本をそれぞれ購入。
pixiv見ると、同人活動20年と言うことで、自分の執筆機関10年なんてまだまだだなと感じる次第。
じょしろぼっの方は女子工業高校のロボット部を舞台した作品です。
ちょっと前、4文字アニメが流行っている時、友人と『ろぼこんっ』とかそんなマンガだれか書いてくれないかなと思っていたのですが、ちょうどその時思い描いていたものが現実に描いてもらえたような感覚です。
ロボコン系の作品といえるのかは分からないですが、工業高校を舞台にしているのでそれに近いものでしょうし、中々作品の数が少ないジャンルですので、こうして書いてくれる方がいるというのはありがたいです。
内容はゆるふわ学園コメディにロボットを足したもので、専門的な内容も少なく誰でも気安く読める作品となっています。
絵柄も内容も安定感がありますし、表から想像できるそのままの作品となっており、期待通りの面白さでした。
表紙にも描いているメガネっ娘ロボットについてですが、ロボットがメガネをかけるというのは、現実にもプリメイド・ミイが存在してますね。
なんでメガネをかけているのは多分製作者の趣味でしょう。
というわけで現実にも存在するのですから、フィクションでメガネっ娘ロボット存在していても何も問題なしです。
というか、この作品の最大のフィクションは『女子』工業高校という設定でしょうし。
『女子工業高校ロボット研究部』とか一部の人の心には思い切り突き刺さるこのフレーズ、気になる方にもまたオススメです。

ファントムペインCASE;1~3の方は先ほどのじょしろぼっと違いシリアスな内容。
マシンノイドと呼ばれる人型ロボットとその記憶にまつわるお話を1話完結のショートストーリーで展開しており、自分の購入した本には3話分のストーリーが載っていました。
特筆すべき特徴は記録ではなく記憶と表現しているところですね。
こう描くことによって、人間味が出るというか、ロボットを無機質な存在ではなく、それとは違う別の何かと言うことを上手く表現していたように思えます。
ネタばれになりますが、特にロボットがただの無機質な物質ではないということを上手く描いていたのはCASE3のストーリーですね。
日本にある人形供養の風習をベースに、ロボットを供養するシステムを作り上げたというのはフィクションであるつつも、実際に将来そういうシステムが生まれてくるのではと思わせてしまう現実感があります。
実際AIBO供養というものもありますからね。
しかも、この話が作られたのは2007年と、AIBO供養の話題が出るずっと前ですから先見の明があったと言えます。
こんな感じで斬新な発想でそれぞれ話が作られており、ロボット好きとしても楽しむことができました。



AGAINST
ここは旧い世界
ここは旧い世界

人がいなくなった世界で、図書館を管理するロボットと人工生命体のお話。
こういう静かな雰囲気が好きで思わず購入してしまいました。
人がいなくなった世界でもせっせと働き続けるロボット。
WALL·E序盤の世界観みたいな感じで、人がいなくてもずっと動き続けるロボットの姿はやはり良いですね。
ネタばれになるのですが、人がいなくなった理由も滅亡したとかそういうものではないところも結構面白いところでした。
新たな世界を作りそこに行ったものの、たまに過去世界の研究のために勝手気ままに戻ってくるという感じで悲壮感は人間側には特になし。
ただ、一方でロボットや人工生命体等残された側の方に若干の寂しさみたいな感情があるように見えるのは、作品全体のいい雰囲気を作り出す1つの要因になっているのかなと感じました。
最後の人工生命体とロボットの残された側の寂しさを感じさせるような掛け合いで作品を終えるところは、綺麗な締め方でしたね。
作品も短くぱっと読めるものでありつつも、独自の世界観をちゃんと説明し、その作品の雰囲気を楽しめるようになっていたので、人のいなくなった世界で働き続けるロボットとか作品の雰囲気が好きな方にはオススメです。



というわけで、折角お金を払って買ったわけですし、ちゃんと書かねばと気合を入れたらなんかやり過ぎてとんでもない長文になりました。
長文を最後まで読んで下さりどうもありがとうございました。
以上、初コミケでした。
印刷を外注に出したり、締め切りに追われる修羅場を体験したりと苦労もありましたが、非常に楽しかったです。
ロボットを作って感じていたことですが、ロボットに限らず自分の作りたい何かを作るというのはやはり面白いですね。

また、色々とアイディアもありますし、もう冬の方も応募してしまったので、頑張って色々と作って行こうと思います。

それでは、最後になりますが、本の製作や売り子を手伝って下さった方々、そして買ってくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
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