第25回ROBO-ONE

第25回ROBO-ONEに行ってきました。

今回も長くなったので各章タイトルをまず

・Lightに参加

・KONDO新サーボ

・審判について

・大会のシステムについて

・横攻撃について

・まとめ


前回と同じくかなり長くなりそうですので、興味のある章だけ読んでも良いかと思います。
それでは、各項目について書かせて頂きます。


・Lightに参加
今回は、というか今回もLightのみに参加。
Lightのボーナスステージとして出場している自分ですが、もうそろそろ出場しなくてもいいかなと考えています。

「こんな弱いロボットでも出場できますよ」ということを示すために出場しているわけですが、最近はLight出場者も増えてきていますからね。
新型機でもなく新ネタもない機体を出し続けて良いのかなという思いが……
今回の大会では下手すると昼食を食べる時間がないほどに出場台数も増えていましたし、自分みたいに勝つこと目的でない出オチロボは新ネタでもない限り出ない方が良いかなと。
ただ、現在Light皆勤賞なのでそれは続けたいところなんですよね。
というわけで、ようするに出る以上はなにかしら新ネタを用意したいと思う次第です。



・KONDO新サーボ
今回初めてKONDOの小型サーボで作られたロボットを拝見しました。
ガルキッドやチビメタの小さい体は良いですね。
というわけで、小型ロボsで記念撮影。

ちびロボs


小型ロボ大会をやりたいということを近藤専務もおっしゃっていましたが、身長20cm以下や、小型バッグに入るとかそういう規定で小型ロボ限定大会を開いて欲しいですね。
発売日も決まったようですし、テルルみたいなかわいい小型ロボットがたくさん出るとエンターテイメント的にも面白そうです。
競技もバトルだけでなくミニサッカーやダンスなどをやるのも良さそうかと。

とはいえ、実を言うとあのサーボで作るべきなのは、多分人形使いさんの茉莉花のようなドール型ロボットではないかという気がします。
DARwIn-miniを見れば分かるとおり、小型ロボを作るだけならトルクもそう要らないわけですし、小型のハイトルクサーボの活かす方法はドール型ロボや搭載スペースが限られる変形ロボだと思うのですよね。
というわけで、変形ロボ大会、ドールロボ大会を開いてみるのはどうでしょうか。
ただ、変形ロボにしろ、ドールロボにしろ複数のメーカーのサーボを色々と使ってるので、KONDOサーボ限定の大会だと機体が集まりにくいのではという懸念は少々ありますね。

それともう一つ紹介された、拡張可能な新型コントローラーは面白かったですね。
ただ個人的には本体は基盤だけで、ボタンとか外装も自由に組めるコントローラーが欲しいです。
もし出たら、モードによって変形する変形コントローラーとか作ってみたいものです。



・審判について
今回からA4さんが本戦の最初から最後まで全て審判を行うことに。

前回もそうですが、A4さんの審判は信頼できるので特に文句はありません。
規格審査でKHR-3の手首をどんどん切り落としていったりしましたが、これもルールに遵守した故です。
皆さんもしっかり規則は見ましょう。

ただ、後でビデオを見返していてあれ?と思った判定が1つ。


この1分17秒ぐらいにやっている技はしゃがみ攻撃ではないかと。
そもそも、しゃがんでから3歩以上歩く前に攻撃しているので、ダメな気が。


試合中、この20秒ぐらいに連続してしゃがんでいるのを見て、しゃがみ攻撃一回で何回もしゃがんで良いのかと疑問に思っていましたが、そもそもしゃがみ攻撃が禁止だったんですよね。

完全に失念していました。

なんか、皆さん自分と同様に横攻撃禁止のルールが印象強いせいでしゃがみのことを完全に忘れていたのか、大会中ツッコミが入ることはありませんでしたが、気をつけていきたいです。

その他は特に誤審っぽいところはないかと。
横攻撃っぽい前攻撃とか色々とありますが、そのあたりはA4さんの解釈があるのでしょうし、語ると長くなるので今はこの辺で。

では、小林さん、A4さん審判お疲れ様でした。



・大会のシステムについて
今回エントリー方法が今までとちょっと変わったりと大会の運営側が結構変わった印象があります。
その最たるものがアスリートの計測システムですね。
記録が基本自動で測定され、すぐさまネットにアップロード。
タイムの並びも自動であるため。競技終了と同時に結果が分かるという優れものです。

競技開始前はビッグボスが色々システムをいじっていて、テストもなく初めて運用するような様子で大丈夫なのだろうかと少々不安になっていたのですが、実際に運用されるとリアルタイムの並び替えもしっかりと行われ、センサーによるタイム計測もバックアップとして人間もストップウォッチで測定するため、大きさん問題もなく運用されていきました。
大会トーナメント表もリアルタイムで更新されていったようですし、運用システムが一気に改善された感じがします。

また、大会動画も素早く公開され、審判の目線カメラの映像も公開されるなど動画公開が積極的に行われているのはありがたいです。


今までは有志の方の動画公開を待つだけでしたが、大会主催者側が迅速に動画を公開していただけるのは嬉しいですね。
まだ全ての動画が公開されているわけではないですが、可能な限り多くの動画が公開されるようお願いしたいです。



・横攻撃について
少々最初タイトルの横攻撃以外の話から始めさせていただきますが、ROBO-ONE規定の8.5「攻撃技の規定」は一度見直してもいいように思います。
ルールを追加しすぎたせいで、いくつかルールに矛盾が出ているよう気がしますので。

最悪でも、大技は捨て身攻撃規定から除外されるとは書いてありますが、現在の審判の判定を見る限りは横攻撃規定、しゃがみ攻撃規定から大技は除外されているように思えますから、そのように明記されるべきでしょう。
また、歩行しながらの範囲攻撃は横攻撃規定に抵触する可能性がありますから、範囲攻撃規定の「歩行しながらの攻撃はこの限りではない」の部分を削除する、または横攻撃規定から除外するなどを行う必要があるかと思います。

そもそも、歩行しながらの範囲攻撃は今まで適用された攻撃がないように思えますし、運営側はラリアットのような攻撃を想定しているのでしょうが、いまだそれらの攻撃をやってくる機体がいませんからね。
そろそろ問題化しそうな気もしますし、歩行しながらの範囲攻撃ついては一度考えてみても良いのではと思います。
ちなみに、歩行しながらの範囲攻撃についてはこの後の横攻撃についての話でも触れるので、もうちょっと続きます。

さて、では横攻撃禁止について。
今回、ROBO-ONE懇親会でA4さんが真横にいる敵に対して横移動してから攻撃するのはダメという話をしました。
その後、選手の方と色々と話していたため、実際に大会で適用されたかどうかはよく分からないのですが、図にすると下のような攻撃となります。
ロボワン25回横攻撃


一見すると大丈夫なようにも思えますが、それは1つ1つの動きを分解しているからで、実際の戦闘では①から③が流れるように繰り出されます。
そのため、攻撃動作が③だけではなく、①~③が一連の攻撃動作だと考えられ横攻撃禁止に抵触するという判断ですね。

ただ、それを言うと今回優勝したシンプルファイターの攻撃もどうなんだろうという気はします。

(攻撃は18秒ぐらい)

自分はあの攻撃は相手の目の前で高速で旋回し攻撃範囲に入れ攻撃していると解釈しているのですが、その旋回も攻撃動作の一部だと考えると結構アウトに近いラインではないかと思うのですよね。

そして、さらにここで歩行しながらの範囲攻撃の問題が。
横攻撃禁止規定には引っかかっていても、攻撃動作中に歩いているため図の攻撃もシンプルファイターの攻撃も歩行しながらの範囲攻撃という解釈ができると言えばできるのですよね。
まぁ、歩行しながらの範囲攻撃が横攻撃禁止規定から除外されるとは書いていないので、歩行しながらの範囲攻撃だろうがなんだろうが横攻撃はダメ、とできることはできますが、じゃあ歩行しながらの範囲攻撃ってどんな攻撃なの?という疑問が出てくるという。

今のところはまだこのあたりの文句が選手から出ているとは思えませんが、対処できるのならばルールを整え対処した方がよいでしょう。

以上のことを踏まえた上で、自分が規則を変更するとしたら下のような感じでしょうか。

-----------------------------------------------------------------------------------
ROBO-ONE規定の8.5「攻撃技の規定」

(a)しゃがみ攻撃および横攻撃を禁止する。足を交互に前または後ろに出す歩行をしながらの攻撃はこの限りではない。

解説17
しゃがみ攻撃とは解説13のしゃがみ歩行と同様しゃがんだ状態での攻撃を言います。
また、横攻撃とは一連の攻撃動作前の自機の横方向プラスマイナス45度への攻撃を言います。横方向はロボットの歩行方向に対して直角方向をいい、歩行方向は予選の徒競走の方向とし、股間部分を基準とします。

(省略)
(c)相手を保持して投げる技を“投げ技”とする。“投げ技”の判断はレフリーが行う。また相手がリングの空中に舞う技を“
大技”とする。“大技”は2ダウンを奪うことができる。“大技”の判定はレフリーの判断によるが、半数以上の審査員の支持が必要である。

(d)概ね自機の腰位置より高いキックで相手を倒した場合は大技とする。有効な攻撃とならず、バランス崩し、足裏以外がリングに付いた場合は、捨て身技とみなす。

解説19
足裏以外がリングにつくことはダウンとしているが、故意にダウンすることは警告となる。下からの攻撃の時、手がリングに触れるなどは故意とみなされる。あるいは捨て身技とみなされる場合もあることをご認識下さい。
投げ技、大技を仕掛けて攻撃が有効であれば、攻撃前後に足裏とは異なる箇所がリングに着いても"捨て身技"、しゃがみ攻撃、横攻撃とはしません。
ただし、有効でない大技が続く場合は、レフリーより、警告を与える場合があります。
相手がリングの空中に舞う"大技"を格闘技の技の名前で具体的に以下のように定義します。しかしこれに限定するものではなく、レフリー、審査員の支持を優先します。

(省略)
(e)投げ技、大技を除き、3歩以上の歩行をしていない間の攻撃範囲の合計が自機を中心に概ね90度以上にわたる攻撃(範囲攻撃)は、有効な攻撃とはみなさない。
範囲攻撃を受けて倒れたロボットは、ダウンにはならずロボットを立たせた状態から試合再開となる。レフリーの注意を受けた後も同様の攻撃を行った場合、イエローカードを出す場合がある。足を交互に前または後ろに出す歩行をしながらの攻撃はこの限りではない。

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(a)の追加は歩行しながらの範囲攻撃を認める場合に必要な変更です。
もう歩行しながらの範囲攻撃なんて要らないというのであれば、別の変更になりますが、やっぱりあるのなら見てみたいですし残したいという気持ちが自分にはあるのでこのような変更に。
(e)の歩行方向の追加は折角なのでついでにやってみました。
旋回や横移動で歩行しながらの範囲攻撃はなんか違うと思うのですよね。
ラリアットを目指すのであればやはり前後どちらかの移動にすべきかと思います。

解説17内の追加は、攻撃範囲をどのタイミングで決定するかということに関しての自分なりの考えです。
攻撃範囲を決めるタイミングについては前回大会の記事の「・攻撃範囲について①有効攻撃範囲の決定のタイミング」で大体書いていますが、やはり攻撃動作前の攻撃範囲を基準に考えるべきかと思います。
なので、一連の攻撃動作前と追加しています。
ただ、この一連の攻撃動作とは何かという議論が今度はでてきそうなのはありますね。
何か良い文言や定義がないものでしょうか。
股間部分を基準にするというのは、今回懇親会でA4さんが言っていたと思いますので、一応それも明記すべきかと思い追加を。

解説19内の大技の部分は今の審判の判定を考えれば、しゃがみ攻撃、横攻撃規定から除外されているように見えますから、こんな感じかなと思います。
これに関しては特に問題ないと思うのでできれば、できれば変えていただきたいですね。

後は、全然関係ないところですが、内容の修正をしていただきたい場所がもう一つ

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3 リングの規格および環境
3.1 リング

出場ロボットの歩行技術向上のため、リングの詳細は大会ごとに規定し、リング面には起伏や障害物を設置する場合がある。ただし、リング形状とその詳細大きさは、事前に参加者に公開される。
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ゴムの位置が公開されないですし、詳細と書いておくのはどうなんだろうと思いまして。
まぁ、今の参加者はゴムについては受け入れているのでこんなこと気にしないとは思いますが、新しく来る人に分かりやすくすることも重要かと思います。



・まとめ
なんかルールについて前回と同様また長々と書いてしまいました。
これだけルールについて文句言っておきながら、作ってるロボットはガチ機体からはほど遠いサイコロという。
そもそも、ルールにあわなくてもいいやと思ってロボット作っている人間なのに、なんでこんなルールを読み込んでいるのか……自分でも不思議です。

まぁ、こんな自分でもこのぐらい書いているのですから、他の優勝目指している方はもっと色々と言いたいことをため込んでいるのかもしれません。
優勝なんて眼中にないからこそ、審判に嫌われても良いやと自分はこれだけ色々と書けているのでしょう。

さて、次回大会は本厚木。
地方大会という形になるのでしょうか、デモンストレーションとか復活してくれると嬉しいものです。
Light、予選デモ、決勝で3日間ぐらい使うとかそんな感じでデモの復活を。

最近はサイコロ一号のみの参加ですが、ちゃんと本戦に出られる新型機製作も行っていきたいです。
サンライズ賞今回はありませんでしたが、デモありの時は復活していて欲しいですね。

それと最後になりましたが、zenoさんシンプルファイター優勝おめでとうございました。
控え室でA4さんにガンガンだめ出しされながらも、見事使えるモーションを製作し勝ち進んでいった姿は素晴らしかったです。
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