第23回ROBO-ONE観戦

第23回ROBO-ONE

もう1ヶ月ぐらい経ち、かなり遅いですが第23回ROBO-ONE観戦の感想を。
ROBO-ONE本戦は今回は観戦のみでした。
気になった機体は赤風、ガッテンダー、MR-3ですね。

赤風はサンライズ賞も受賞し、今回の横攻撃禁止のルールに適したかっこいい前攻撃、そして出場時の演出、機体のデザインなど非常によくできていました。
ガルーとの試合では、最後足首のサーボのコネクタが外れても立ち続けたのはさながら弁慶の立往生のようでした。



また、試合中に何故かリングにお金が落ちるというハプニングは完全に想定外だったようですが、もしかして外装にお金を使っていて、それが外れたなどと思えて中々面白い展開でしたね。


ガッテンダーは投げが非常に丁寧だったのが印象的でした。



ゆっくりかつ確実に投げているので、腕が床についていないことがはっきりわかり、綺麗な投げ方でした。
サンライズ賞は赤風がとりましたが、赤風でなければ投げの丁寧だったガッテンダーにサンライズ賞をとって欲しかったと思えたほど。
攻撃や防御時に腕が床につくことで注意されたりするロボットが過去いくつか存在する中、あれだけ床が下につきそうな動きをしつつも、腕がついておらず攻撃が有効であるとはっきりと見せられる確実な動きで敵を倒していったのは非常に綺麗でしたね。
やっぱり、二足歩行ロボットはモーションをつきつめてなんぼ、と言ったところでしょう。
あまりモーションをつきつめていない自分が言えることではないですけど。


MR-3はまぁなんというか非常に異質なロボットでした。
どんなロボかは百聞は一見にしかずということで動画をどうぞ



サーボモーターではなく、リンクにより二足歩行を実現したMR-3。
製作したのはあの自転車に乗るロボットや人間のような歩きをするKHR-3を世に出したDr.Gueroさん
制御はもう飽きたので、機構的なもので遊んでみたいなことを前回大会出場時に聞いた気がしますが、極めている方は別方面でもまた面白いものを作ってくれると言うべきか、最近のサーボだらけのロボットの中で1つ異質な雰囲気を醸し出していました。
とはいえ、第1回ROBO-ONE優勝機体はかわロボ型のでしたし、ある意味でROBO-ONEらしい機体なのかもしれません。

押し出しによるダウンはダメということで決め手に欠けていたこともあり、1回戦で敗退となってしまったのは少々もったいなかったです。
個人的にはもっと見たかったので。
押し出し禁止については若干どうなんだろうという判定ではありますが、とはいえトコトコ丸のファンによるスライディング攻撃の際に、押し出しではダウンにならないという過去の判定は出ていますし判断としては妥当なのかもしれません。
最初のROBO-ONEにおいてはリングアウトを防止するため壁がついていたことを考えればリングアウトによりダウンを奪うというのはROBO-ONE的には推奨すべきものではないのかもしれません。
そんなわけで、相手を倒す手段に欠けていたため最初の試合で敗退と言う結果になったMR-3ですが、とはいえ腕はありますし、ダウンを取らないということでもないとレフリーも言っていたので、是非ともあのリンク式歩行でガンガン勝ち進む姿も見てみたいものです。


さて、今回のROBO-ONEは横攻撃禁止ということで今までとは違う戦いが見れました。
印象深かったのは、決勝戦のガルーVSらいおの戦いですね。



延長戦


再延長


再々延長



実を言うと、自分は有効な攻撃が左右のアッパーしかないらいおに比べ、ガルーの方が攻撃の手数も多いので優勝はガルーだろうと思っていました。

ただ、結果はらいおの優勝。
操縦技術や、洗練されたモーション、オペレーターの体力面における集中力の持続時間など勝因はいくつもあると思いますが、個人的には攻撃範囲が狭くなったことで必要なモーション数が少なくなり、多くのモーションを持つ必要性が少なくなったというのも勝因の一つではないかと思っています。

無論、相手を倒すことのできる威力を持ったモーションは必ず1つは作らねばなりませんが、攻撃範囲が少なくなったことで逆にそれ1つでも勝てるようになったというのが、今回のルールではないかと思います。
1つのモーションを洗練し絶対に負けない必殺技にするというのはカッコイイ感じがするのでそれはそれで良いと思いますし、自分としてはそれを追求すればそもそもモーションをたくさん作る必要がなくなり、かわロボのようなアームを持ったロボットが出てくるのではと予想しています。
実際にMR-3についてはまさにそれに近いところがありますからね。
このままいけば、もしかしたらMR-3タイプのロボットが次々現れ、リンク式VSサーボ式の二足歩行大会が見られるかもしれないので、中々面白そうです。

とはいえ、今回はルールが完全に確定したのが前日と言うこともあり、そこだけは何とかすべきではと思いました。
ROBO-ONE参加者も交えたルール検討会、質問受け付け会などを事前にやっておいた方が良いのではという気はします。

というか、そろそろデモンストレーションの復活を。

個人的には年2回あるのならば、1回はデモンストレーションにしてもう1回をLightとアスリートに、ついでに大会ルールは一年通して統一という形にして欲しいですね。
そうすれば、ルールの詳細が分からないという問題も実質半分になるわけですし。
ただ、新しくロボットをはじめた人向けのLightが年1回開催になってしまうのは問題だと思うので、カンファレンスやROBO-ONE剣といったROBO-ONE関連の他のイベントでLight同時開催とかできませんかね。

というわけで、今回のROBO-ONEでしたが、攻撃範囲の禁止で中々面白い戦い、機体が見れた気がします。
アスリートのゴムシートもそれなりのハードルになっていましたし。


ちなみに、大会に最後にROBO-ONEレフリー募集としていましたね。
このままROBO-ONEがデモンストレーションをやらなければ本戦に関しては出なくてもいいですし、誰もやる方がいないのなら自分が審判がやってみましょうか……

なお、個人的にはROBO-ONEの審判が複数人になるというのは中々いい気がします。
今現在は審判が1人のため独断なども出てきますが、複数人の審判が出てこればある程度の基準が出来ることにもなりますし、見ている方も結果が分かりやすくなるのではと思っています。
まぁ、審判をやりたいという人がどの程度いるのかというのが問題なところもありますが、いずれにしろ審判一人という状況はROBO-ONEの継続のためにも解決すべき問題でもありますし、希望者が現われると良いものです。


最後に、今回動画は第23回 ROBO-ONE/第7回 ROBO-ONE Light 大会映像リンク集よりお借りしました。
動画撮影、公開してくださった方々、そしてリンクまとめていただいた人形つかいさん、誠にありがとうございます。
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No title

今更ながら、ROBO-ONEお疲れ様でした。
赤風を取り上げてくださって、どうもありがとうございます。

思いがけず、サンライズ賞をいただいてしまいましたが、
赤風も、サイコロ1号(2号)のように、キャラの立ったロボに
成長してくれたかもと思うと、感慨深いです。
まあ、まだサイコロの表現力にはかないませんけど。(笑)

長井ではガルーに0-3で完敗しました。(>_<)
まだまだ修業が足りません。
次回ROBO-ONEまでには、もっとモーションの精度を上げたいと思います。

ちなみに、長井の大会期間中、無線トラブルは一度も起きませんでした…。
百円玉…。

コメントありがとうございます

サイコロ一号は出オチイロモノ系ですから、正統派人型のロボットでサンライズ賞を取った赤風は素晴らしいと思います。
サイコロ一号はLightで赤風は本戦と競争率も違いますし。

ガルー相手では3-0も致し方なし。
とはいえ、モーションを洗練させていくとのことで、武者スタイルからカッコいい技が次々出される姿を楽しみにしています。

百円玉の無線はまぁ起きるまでは完全に外装付きロボットゆえの想定外のトラブルですね。
今後の注意事項が1つ増えたといったところでしょうか。

次回のROBO-ONEでの活躍も期待しています。
カウンター
プロフィール

ガル

Author:ガル
役職:超二足

製作したロボット
VARIANT-A
VARIANT-B
サイコロ一号
サイコログレート
サイコロ二号
ダンボー

pixiv:15306790

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