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ロボコン2012観戦

11月25日にロボコンを観戦しに行きました。

去年も観戦にいったものの、色々と忙しく記事を書けなかったので記事にするのは一昨年以来ですね。
ロボットコンテストの中でもひときわ知名度が高いものですから、両国国技館を使用しての大会の様子は非常に楽しかったです。

ロボコン2012

さて、今回の競技内容はベストペット

ロボットと人が同じフィールドで協力して玉を集め、目標の的に入れるという競技ですが、特徴は無線による操縦が禁止ということ。
そのため、各チームとも様々な方法でロボットに指令を出す方法を考えていました。

そして、もう1つ特徴的なのはペットということで、どれだけペットらしいかというキャラクター性も重要視されていた点ですね。
これは、人気投票によって3回戦に復活できるワイルドカードや、投票によって決まるベストペット賞の存在もあり、ほぼすべてのロボットがしっかりと外装を準備しキャラクター性を重視しているデザインとなっていました。
ちなみに、この人気投票ですが携帯やタブレットからも投票できますということで、自分の持っているタブレットPC「libretto w100」を使用し人気投票に登録しようとしたのですが……
携帯やタブレットで投票できますの表示が出るだけで、投票サイトに行けませんでした。
librettoはきっとタブレットだと思ってやってみたのですが、どうやらそう認識されていなかったようです。
まぁ、実際のところはブラウザがスマフォなどで使われるものでないといけないということなのでしょうけど……

さて、では各試合の様子を。

なお、試合をご覧になっていない人は12月16日午後5時よりNHKで全国大会の放送があるのでそちらも合わせてどうぞ。


ルール

基本的なルールは先ほど言ったように無線コントロールされていないロボットが人間と一緒にフィールドに散らばった玉を集め、9つの的に入れていくというものです。
主な注意点としては
・ボールは人間が拾いロボットに入れていくが、この際にボールを拾った場所から人は動いてはいけない(フィールドは1×1メートルの格子状にエリア分けされておりなっており、ボールを拾ったエリアからボールを放すまでは移動できない)
・ロボットはボールを受け取った際に喜ぶ動きをしなければいけない。
・フィールドに散らすボールはビリヤードの要領で相手チームがボールを打ち、散らす。
・ゴールには通常のゴールと得点の高いレインボーゴールがあり、通常のゴールには普通の玉を、レインボーゴールにはレインボーボールを入れねばならず、間違って別のゴールにいれた場合点数は通常より減り、パーフェクトにもならない。



1回戦

さぁ、まずは第一試合。その前にVTRでルールの説明が行われます。
大河原デザインのヤッターワンのようなロボットを例に今大会のルールを説明していました。
ちなみに、いつもならば携帯の無線などが制限がかかるのですが、今大会では無線操縦をしていないということで無線制限もなし。
人気投票があることもあり、携帯電話の電源を切ると言ったこともアナウンスされることはなく、リアルタイムでのツイ―トなどドンドンやってくださいという様子でした。


第1試合
和歌山高専 八咫等烏(ヤタラガラス) VS 阿南高専 Q.J(クジャク)

最初の戦いは八咫烏をモチーフにした和歌山高専の八咫等烏と、孔雀をモチーフにした阿南高専のQ.Jの対決。
ちなみに、名称よりもモチーフで表現した方がイメージがしやすいこともあり、以下ロボット名称でなくモチーフとなった動物で各ロボットについて書いていきたいと思います。
さて、まず恒例の紹介VTRですが、八咫烏の方はローラによる玉の発射、ムーンウォークのような歩行により全方向移動能力、自動でボールの方に移動することなどが特徴のようです。
また、操縦はロボットに搭載されているセンサーに手をかざすことで行うシステムとのこと。
一方のクジャクは本物の羽をネットで購入し装飾をしているようです。
操縦にはなんと笛を使い、笛の音で操縦するとのこと。まるで蛇使いのようですね。
さぁ両者のチームがビリヤードの要領でボールを散らし、いよいよ競技開始。
開始早々クジャクを操るために笛の音が会場に鳴り響きます。
しかしクジャク、スピードは遅い。その間に八咫烏が会場を走り回り、あっという間にボールを確保。
そのまま的となるボードの前に行き玉を発射、見事にパーフェクト。
あっという間に試合の決着はつきました。
しかし、第2回戦までは試合の決着がついても3分まで戦えます。
投票によるワイルドカードや人気投票もありますから、クジャクの方も性能を出し切って欲しいところです。
さぁ、クジャクですが、動きはゆっくり。
音という中々ノイズの入りやすい操縦方法ではご操作もありそうです。
なんとかボードの前に到着。弾を発射できるか……会場に笛の音が鳴り響きます。
しかし、ここでタイムアップ。残念ながらクジャクは弾を発射できず。
試合後のインタビューでクジャクの操縦は笛の音の長短と笛の音を聞くマイクの場所で操縦しているとのことでした。
音というノイズが大きいものを取り入れたアイディアは面白かったです。


第2試合
高知高専 こん!タクト VS 一関高専 椀子兄弟

第2試合はキツネをモチーフにした高知高専のこん!タクトとわんこそば(動物ですらない)をモチーフにした椀子兄弟の戦い。
キツネの方は指揮棒でコントロールしスピードが自慢とのこと。
どうも、指揮棒の先に色のついた紙があり、それを認識しているのでしょうか。
一方の一関高専のわんこそば、紹介VTRで部員の方々が黙々とわんこそばを食べているそばでガシャガシャが者大きな音を立てて通り過ぎていくのがシュールでした。
わんこそばは、超音波センサーを使い操縦するとのことです。
さぁ、両者準備が整い競技スタート。
両者とも非常に速い。どんどんボールを集めていきます。
キツネはボールを受け取るとシッポを振り喜びアピール、一方のわんこそばもあたまを回し喜びのアピールをしています。
おっと、途中でキツネがリトライに、その間にわんこそばがボード前に到着。
9本のアームが一気に伸び的に全て玉を入れパーフェクト。
その後、キツネも少し遅れるものの9本のアームを伸ばしてパーフェクト。
両者とも地方予選でもパーフェクトを達成し予選突破してきたチームだけあり、レベルの高い戦いでした。


第3試合
松江高専 空兎と空亀(ソラウサギトクウキ) VS 岐阜高専 PETLIAN(ペットリアン)

第3試合はウサギをモチーフにしたボール回収用ロボットとカメをモチーフにいた発射ロボットの2機構成の松江高専の空兎と空亀と、鵜飼いの鵜をモチーフにしたPETLIANの戦い。
ウサギとカメの方は空気の力でジャンプするウサギの軽快な動きが特徴とのこと。
紹介VTRではウサギはジャンプで威圧すると紹介していましたが、ちゃんとボールも回収してくれると良いものです。
なお、ウサギはセンサーに手をかざし反応させることで6種のジャンプが実現しているとのことです。
カメの方はボールの発射を空気の力で行っているところが特徴のようです。
一方の鵜は教育番組風の紹介VTRで機体の特徴はあまり分かりませんでしたが、全方向移動が特徴のようです。
こちらはセンサーの光をさえぎって操縦を模様。
さて、それでは両者の準備が完了し競技開始です。
まずは開始早々ウサギが大ジャンプ、一歩の大きさは確実にウサギの方が大きいですが、鵜の方も確実に前に進んでいます。
ウサギボール取るたびに顔が揺れています。
おっと、ウサギがボールを取っている間にカメも発射位置に自動で移動しています。
ボールはまだウサギから受け取ってないものの、発射の準備を着実に進めている様子。
一方の鵜もボールを受け取った時に羽を動かし喜びアピール。
さぁ、ウサギがバシュバシュ空気の力で気持ちよく飛びつつ、カメの方に移動。
鵜も的の前に移動し発射態勢に、さぁ果たして先に撃つのは……
先に発射をしたのは鵜。
しかし、射撃の精度がちょっと悪くパーフェクトならず。
その後、カメが後から発射。
3発ずつ上から順にしっかりと入れてパーフェクト。これでウサギとカメの勝利。
その後、玉を回収した鵜は再び玉を発射し、残りの的に入れパーフェクト達成。
1回の補給でパーフェクトを決めた射撃の狙いの良さが勝敗を分ける結果となりました。


第4試合
小山高専 フレンドルフィン VS 鈴鹿高専 Emperor(エンペラー)

第4試合はイルカをモチーフにした小山高専のフレンドルフィンとペンギンをモチーフにした鈴鹿高専のEmperorの対決。
イルカの方はKinectでしょうか、画像認識センサーを使って人の身振り手振りで操縦するようです。
一方、ペンギンの方はセンサーの方式は分かりませんが、伴走者のオッカリンが大好きでついていくとのこと。
ちなみに、紹介VTRで「オッカリン大好き」というのを「コカイン大好き」と聞き間違えてヤク中のロボット?と思ってしまったりしなかったり……
さて、そんなわけでイルカとペンギンですが、両者とも外装がしっかりと作られ、さらにしゃべるとキャラクター性はばっちりです。
果たして、勝利するのはどちらか、いよいよ競技開始。
まず先に動いたのはペンギン。伴走者がボールを入れるたびに頭が光り喜びアピール。
しかし、イルカもボールを回収。回収するたびに首を揺らしています。
おっと、ペンギンが何かしゃべっている。どうやらボールを受け取るとサンキューと言っているようです。
そして、ボールを集めたペンギンはあっという間にボードの前に、そしてそのまま玉を発射しパーフェクト。
これで、ペンギン勝利。
しかし、まだアピール時間は残されている。フレンドルフィン玉を集めボード前に。
そして、玉を発射。発射は一個ずつですが、確実に的に入れていきます。
玉を打つときに伴走者が発射のポーズをするのはイルカショーを見ているようで面白いですね。
元々、イルカショーを国技館でやりたいというコンセプトから作られたロボットとのことですが、まさにそれが実現しています。
ちなみに、イルカは撃った後にも何かしゃべっているようですが、会場はイルカショーに盛り上がり何も聞こえません。
そして、そのまま着実に1つずつボールを入れ、イルカもパーフェクト。
試合後、イルカは出来なかったアピールとして手を回すとイルカも回るというデモや、挨拶をするデモを見せてくれました。
キャラクター性の強かった機体同士の戦いでしたが、両者ともにパーフェクトと機体の完成度もしっかりとしていました。


第5試合
鹿児島高専 D.O.N.EX(ドネックス) VS 大阪府大高専 すこ→ぴおんず(スコーピオンズ)

第5試合は、ヤドカリをモチーフにした鹿児島高専のD.O.N.EXとサソリをモチーフにした大阪府大高専のすこ→ぴおんずの戦い。
ヤドカリの方はそのモチーフ通りのヤドカリのような足が特徴です。
また、金色のデコレーションが光っており、時期的に近いクリスマスっぽい雰囲気を出しています。
一方のサソリは親サソリと子サソリの2機構成。
子サソリの空気を噴き出してボールを回収する機構が特徴のようです。
さぁ、両者準備が整い競技開始。
ヤドカリとサソリ、スタートはほぼ同時。
子サソリがボールを風で吹き飛ばしながら集めつつ親サソリの方向へと誘導しています。
そして、あっという間に親サソリ周辺にボールが集まり、親サソリに玉を入れていきます。
その間に、ヤドカリも玉を集めていますが、スピードがちょっと遅いか、ここでサソリがアームを伸ばして9個の的に玉を入れ、見事パーフェクト、勝利となりました。
しかし、まだアピールタイムはあります。
ヤドカリも的の前に移動、足の機構が変形しカニモードに。
今までの前後方向から、横移動モードになったことで照準を合わせていきます。
そして、発射。
1発外してしまうも、8つの的に入れることに成功ます。
その後、玉を回収するために再びヤドカリモードとなりフィールドに戻ります。
やり直しのおかげで、独特な歩き方がまた見られるのは嬉しいですね。
敵のサソリの競技は終了しているので、1体の動きを集中してみることができます。
そして、玉を回収していくヤドカリですが、最後の1発は時間が足りず撃つことが出来ないままタイムアップ。
全国大会用に、足にラメを足して挑んだヤドカリ。
負けてはしまったものの、その足の機構は時間いっぱい見せることが出来ました。


第6試合
鳥羽商船高専 たこの八っちゃん VS 群馬高専 グンマーゾウ)

第6試合はタコをモチーフにした鳥羽商船高専のたこの八っちゃんとゾウをモチーフにした群馬高専のグンマーゾウの戦い。
両者とも今までのロボットに比べると非常に大きくフィールドが小さく見せます。
さて、ダコの方は前と後ろに赤外線があり、発射機構が特徴とのこと。
一方のゾウも赤外線センサーで操縦するとのこと。2mもの大きさがあるそうです。
しかし、紹介VTRが謎の儀式……さすが、グンマーという感想が周囲の観客席から聞こえてきました。
さて、気を取り直しロボットの準備は完了。いよいよ競技開始です。
フィールドが小さく見えるほどの2つの巨体が動く。
ゾウは玉を入れると耳が動き、タコは足が揺れています。
ゾウはボールをセットする位置が2m程の高さにあるため、伴走者はちょっと大変そうにボールをセットしていきます。
さぁ、先にボードの前に移動したのはゾウ。発射スタイルに入ります。
おっと、ゾウがさらに高い身長を足を延ばしてさらに高くしている。そして鼻が的まで伸びる。
高いところにセットされた玉がその鼻をころころと転がって的へと向かっていきます。
ボールを高いところにセットしたことで上手く重力を活かしたボールの射出機構となっています。
しかし、ここでタコも並びボードの前に。
タコの体の中でボールを発射する機構がぐるぐる回っている。
目の部分に穴が開いており、そこから中で何かが回転している様子が見れます。
まるでタコが目を回しているようですという実況ですが、確かにそう見えなくもないですね。
さて、そんなタコを横にゾウも着実にボールを的に入れていく。しかし、1個だけ外しています。
タコはその隙にボールを発射。しかし、何個か入るものの中々入らず、点数はまだゾウがリード。
そしてゾウはリトライし、ラスト1個の的を狙います。しかし、どうやら伸ばした鼻の先が的に触れてしまったためボールは入ったものの、OKにならず。
そして、そのままタイムアップ。
両者パーフェクトはなりませんでしたが、点数で勝ったゾウが勝利。
タコは敗北してしまったものの、遠心力で玉を飛ばすという独特の機構でしっかりと点数を上げたのは素晴らしかったです。


第7試合
仙台高専 ササリー VS 熊本高専 MOOSTAR(モースター)

第7試合は、犬をモチーフにした仙台高専のササリーと、牛をモチーフにした熊本高専のMOOSTAR。
犬の方は分離型ロボットのようで玉を集めるロボットと、玉を発射するロボットの2体になります。
玉を集めるロボットは超音波センサーで自動で伴走者についていくとのこと。
犬というデザインが最初にルール説明で見たVTRのロボットに似ています。
一方の牛は紹介VTRを見ても、「このMOOSTARを使えば……」といってスピードがアップするCM風の紹介をされていましたが、ロボット事態の特徴はいまいちよくわかりませんでした。
一応、センサーは赤外線を使用し操縦しているとのことです。
さて、両者準備が完了、いよいよ競技開始です。
おっと、牛速い。速すぎて伴走者が置いてけぼりに。
このスピードまさに闘牛のよう。そして、あっという間にボードの前に行き9本のアームが伸びて全てゴール。
パーフェクトで、タイムはなんと28秒。今までで最速のタイムが出ます。
一方、犬の方はゆっくりボールを集めています。
牛に比べるとスピードはありませんが、犬のように口を動かすなどペットらしく非常に可愛らしい動き。
ルール説明VTRに出てきたロボットに一番近いロボットに見えます。
2台ロボットがいるわけですが、発射ロボットの方も玉を入れるとかわいらしく喜ぶ。
そして、玉を発射。結構外していますが、一応、点も入っています。
その後、タイムオーバーでパーフェクトならず。
犬は負けてはしまいましたが、本当に散歩しているようにロボットがきれいに追従しており、今大会のコンセプトに一番則ったロボットのように思えました。


第8試合
石川高専 テノール VS 奈良高専 MechaPon(メカポン)

第8試合は神話に出てくるヒュドラをモチーフにした石川高専のテノールと、タヌキをモチーフにした奈良高専のMechaPonです。
ヒュドラの方は、ギリシャ神話の化け物をモチーフにしたためか物語風?の少々よくわからない紹介VTR。
超音波センサーをつけており伴走者が持つ銀色の盾でコントロールするとのことです。
一方のタヌキは誘導なしでガシガシ走るとのことで、磁石を用いて微調整をするとのことです。
さて、それでは競技開始。
タヌキガンガン走って行きます。しかし、ヒュドラも早い。
タヌキはシッポを振ってボールゲットの喜びをアピール。ヒュドラは羽を振って喜びをアピールしています。
そして、先に的の前に移動したのはタヌキ。
アームを伸ばしてボールを的に入れていきますが、一番下が入りません。
そして、やり直すためにリトライ。
その間にヒュドラが的の前に移動しシュート。
入ったかと思ったのですが、ここで的にアームが当たりゴールは無効に。
その間にリトライしたタヌキが再度的の前に移動しシュート。
しかし、こちらも的に当たって向こうに。
お互い、手持ちのボールがなくなったことでフィールドに戻りボールを回収していきます。
タヌキ、なんとか時間ギリギリで的の前に移動しシュート。
ボールは的に入りますが、若干遅くタイムアウトで得点にはカウントされず。
ただし得点ではヒュドラがゼロであったためタヌキが勝利。
お互いにアームが的に当たってしまいゴールが無効となったということで、アームを伸ばしてボールをシュートするタイプの機体の弱点が明らかになった戦いでした。


第9試合
都城高専 追跡!完璧リン(ツイセキカンペキリン) VS 徳山高専 メカレオン倶楽部

第9試合はキリンをモチーフにした都城高専の追跡!完璧リンとカメレオンをモチーフにした徳山高専のメカレオン倶楽部。
キリンはキリンらしい足の動きが特徴でセンサーに手をかざすことで操縦するとのこと。
一方のカメレオンはテオヤンセン機構の足が特徴で、磁石でコントロールをするようです。
さぁ、両者準備を整え競技開始。
カメレオンは速い、あっという間にボールを回収していきます。
一方のキリンはゆっくりしているものの、本物のキリンのような見事な四足歩行を見せています。
ちなみに、キリンの模様をいやというほど見たというその外装にも注目とのこと。
さぁ、その間にカメレオンが的の前に、伸びるタイプのアームですが、今までのロボットと違い1つ1つが次々と伸びていきます。
そして、それらが1つ1つ着実にゴールに入り見事パーフェクト。
試合は決着がついたもののまだ競技はできます。
キリンがゆっくりと玉を集め、とうとう的の前に。
しかし、コントロールがうまくいかないようで暴れ気味です。
なんとかタイムアップ前に発射できるか、時間は刻一刻と迫る。
そして、タイムアップ前に発射、しかしゴールには入らずポイントはなし。そのままタイムアップ。
勝者はカメレオン。
キリンの方は負けてしまったものの玉を打つ時目を見開いて口をあける他、キリンらしい歩き方等、動物としてしっかりとしたデザインと動きを実現できていたのが良かったです。


第10試合
旭川高専 旭(キュービ) VS 函館高専 すとらイカー's(ストライカーズ)

第10試合はキツネをモチーフにした旭川高専の旭とイカをモチーフにした函館高専のすとらイカー'sという北海道対決。
キツネの方ははその名の通りキュウビの狐をイメージしているらしく、九本のしっぽを模した九本の伸びるアームが特徴。
また、レーザーを手でさえぎることで操縦するとのこと。
旭川高専の文字を一文字取り旭(キュービ)と読ませるのは中々面白いセンスです。
さて、一方のイカは2体に分かれ動く分離型でローラーで玉を打つとのこと。
伴走者の頭にイカの飾りがありますが、なんと試合開始10分前に完成したとのこと。
間に合ってよかったですね。
さぁ、両者準備が整い競技開始です。
おっと、いきなりキツネリトライ、すぐさま再スタートです。
多少出遅れたキツネですが、イカはゆっくり動くためボール回収はキツネが大幅リード。
そして、キツネがそのまま的の前に移動しシュート。あっという間にパーフェクト。
勝敗は決まりましたが、まだアピールするチャンスはあります。
イカゆっくりと動きながらボールを取るが、若干コントロールが効かないか。
国技館には魔物が潜むと言いますが、回収ロボが回収したボールを発射ロボットにパスできるか……
伴走者ロボットに手をかざしていますが、ロボットが動きません。そして、そのままタイムアップ。
どうも、壁にぶつかりその際に壊れたようです。
その後、デモでボール回収ロボットから発射ロボットへのパスを見せるということで再びロボットを起動。
微妙に動くかどうか不安な空気が会場に漂います。
会場からイカへ応援が……おっとイカが動き出します。
そして、ボールは発射ロボットに渡され見事パス成功。
その後、発射ロボットがシュートをしますがたくさん売った割に成功は1つと決定力は少々ありませんでしたね。
ちなみに、予選でも動きが微妙でちゃんと動くか怪しかったようで、今回のこのデモで初めてちゃんと動いたとのこと。
試合中に見せられなかったため賞に絡むことはありませんが、独創的なアイディアを多くの方の前で見せることが出来たのは技術者冥利に尽きるでしょう。


第11試合
長野高専 ポチとちーちゃんとケン VS 有明高専 キャロッ兎(キャロット)

さぁ、第1回戦もとうとう最後の戦い。
第11試合はイヌ・サル・キジのモモタロウのお供をモチーフにした長野高専のポチとちーちゃんとケンと、兎をモチーフにした有明高専のキャロッ兎の戦い。
モモタロウの方はイヌが一番下に、その上のかごの横にサルが、そしてかごに上にキジがいるような形をしているロボットです。
紹介VTRでは先輩女子に一年生がびくびくしながらキジを作らされているのが印象的でした。
一方のウサギは、空気圧センサーが付いており人参から出す空気の圧力を感じ操縦するとのこと。
人参でウサギを操るとは、デザインと一致した操縦方法ですね。
さて、両者準備が整い競技開始。
両者スタートはほぼ同時。ウサギはボールを入れると耳が動いています。
モモタロウはちょっと一瞬動きが止まりましたが、ほぼ互角の状態。
ウサギに伴走者が人参を差し出している、一方モモタロウも玉を入れるとイヌのしっぽが動き、サルも揺れています。
さぁ、両者ボールの回収を終え、ほぼ同時に的の前に。
先に撃つのはどちらか。
先にボールを入れたのはウサギ、しかし1つしか入らない。
その後にモモタロウの方も発射。レインボーゴールという特殊ゴール2つに入れて点数は逆転。
両者とも射撃精度は低めの様子。そして、そのまま点数に変化はなくタイムアップ。
ポイント勝負でモモタロウの勝利。
点数勝負と中々拮抗した戦いでしたが、レインボーゴールという効率よく点を獲得したモモタロウが勝利となりました。


というわけで、1回戦は終了。
その後、今大会のイメージデザインをしたメカデザイナー大河原先生からのコメントVTRがありました。
ちなみに、大河原先生含め3人メカデザイナーが集うトークイベントメカデザイナーズサミットが12月15日に開催。

二足歩行ロボットの展示などもありますので、興味のある方は是非どうぞ……と少々宣伝させていただきます(笑)。



2回戦
さぁ2回戦からはシードだったチームも入ってきます。

第1試合
都立産技高専 跳鯊(モデストゥス) VS 和歌山高専 八咫等烏(ヤタラガラス)

第2回戦第1試合、トビハゼをモチーフにしたシードの都立産技高専の跳鯊と1回戦を勝ち抜いてきたヤタガラスをモチーフにした和歌山高専の八咫等烏の対決。
トビハゼの方は初登場ということで紹介VTRが流れます。
光センサーと百発百中とされる射撃が自慢とのこと。
1回戦を35秒でパーフェクトを出したヤタガラスにはたしてどう戦うのか。
さぁ、両者準備が完了し競技開始。
両者スピードはほぼ同じ。トビハゼはボールを入れるとハゼが勢いよく跳び上がり喜びを表しています。
さぁ、先に的の前に移動したのはトビハゼ、遅れてヤタガラスも的の前に行きます。
しかし、トビハゼから勢いよくボールが射出されゴールを貫きパーフェクト。
ヤタガラスも遅れて発射。パーフェクトするものの残念ながら敗北。
トビハゼのタイムは45秒とヤタガラスの1回戦通過タイムよりも時間がかかったのですが、ヤタガラスはボールの確保に少々時間がかかったのが敗因でしょうか。
とはいえ、両者パーフェクトということで2回戦からレベルが上がったことを感じさせる戦いでした。


第2試合
群馬高専 グンマーゾウ VS 仙台高専 CAME政宗(カメマサムネ)

第2試合はゾウをモチーフにした群馬高専のグンマーゾウと、カメをモチーフにした仙台高専のCAME政宗の戦い。
カメといえば動きがノロイというイメージですが、紹介VTRではもうノロイとは言わせないとのこと。
操縦は赤外線センサー方式のようです。
一方ゾウは相変わらずの巨体、ゾウに隠れて実況席からカメが見れないという言葉も出ています。
さぁ、お互い動きが遅い動物をモチーフにした機体同士の対決、はたして勝つのはどちらか。
準備が完了し、いよいよ競技開始。
ノロイとは居合わせないと紹介されたカメ、確かに速い。しかし、ゾウも負けていません。
ボールが入るとカメは甲羅を上げて喜んでいます。
伊達正宗をイメージした三日月のカブトなどカメはデザインもばっちりです。
さぁ、ボール集めはほぼ同時か……いや、ここでゾウがボールを落としてしまいます。
その間にカメは的の前に、射撃位置の調整に入ります。
さぁ、ボールを発射、しかし3段ある中の一番下の段を外してしまいます。
そして、もう一度打つためカメはリトライ。
その間にゾウが的の前に移動、カメはまだリトライ中です。
しかし、ゾウ1回戦と同じく伸ばした鼻が的のあるボードに当たる。
ゾウもリトライです。
しかし、ゾウの2度目のシュートも鼻がまたもボードに当たり無効に。
その間に、リトライを終えらカメが的の前に……
発射できるかと思いましたが、ここでタイムアップ。
得点でカメの勝利。
ゾウはハナが長すぎて少々コントロールが難しかったのでしょうか。巨体がアダとなりました。
ちなみに、ゾウのボディには銀色の和紙を使っているとのことでした。


第3試合
津山高専 ソウペン1号(ソウペンイチゴウ) VS 熊本高専 MOOSTAR(モースター)

第3試合はペンギンをモチーフにした津山高専のソウペン1号と、牛をモチーフにした熊本高専のMOOSTARの戦い。
ペンギンはカメラによる文字認識で操縦するとのことで、伴走者の手には漢字や記号が書かれた巨大なサイコロがあります。
一方の牛は、1回戦最速タイムをたたき出しそのスピードが際立っています。
さぁ、はたして勝つのはどちらか、両者準備完了し競技開始。
牛はやはり速い。一方ペンギンはゆっくり動きサイコロについていきます。
牛はあっという間に的の前に。そして、そのままシュート。見事パーフェクト。
ペンギンはゆっくりボールを集めています。
サイコロには矢印マークの他、「歩」、「発」といったマークが書いてあるようです。
さぁ、ボールを集めたペンギンですが、ボード前でコントロールが不安に、ボールを誤射してしまいます。
漢字を読み間違えたか、人間にも誤読がありますからね。
まぁ、実際にはサイコロに書いてある別の面を読み取ってしまったのでしょう、伴走者の方が他の記号や漢字を見ないよう手で隠そうとしています。
タイムアップが迫る。おっと、ここでボールを3発発射。
しかし、ゴールには入らず得点ならず残念。そして、ここでタイムアップ。
予選でも1点しか取れなかったというペンギンですが、画像認識によりしっかり操縦し玉を発射するところまで見事やってくれました。


第4試合
一関高専 椀子兄弟 VS 松江高専 空兎と空亀(ソラウサギトクウキ)

第4試合はわんこそばをモチーフにした一関高専の椀子兄弟とウサギとカメをモチーフにした松江高専の空兎と空亀の戦い。
わんこそばは1回戦を42秒でパーフェクト、ウサギとカメも56秒でパーフェクトと1分以内にパーフェクトを達成した実力者同士の対決です。
さぁ、両者準備完了し競技開始。
両者速い。おっと、ウサギ自慢の空気圧ジャンプで何かフレームが凄い勢いでリング外に飛んで行きました。
そばにいたメンバーが走って追いかけて行きましたが、フィールドの端から端までをゆうに飛び越え審査員席まで飛んで行ったのは凄いですね。
観客席に飛んでけが人が出なかったのは良かったです。
少々、ハプニングはありましたがウサギの方もリトライはなくそのまま競技は続いています。
色々あった間に、わんこそばは確実にボールを回収し的の前に移動。
そして、シュート、見事パーフェクト達成。
ウサギの方は、パーツが外れて調子はどうか少々心配ですが、ウサギはバシュバシュ飛んでボールを集めていきます。
そして、的の前にいるカメにボールを渡す。
さぁ、カメが一番上の段を狙ってボールを発射。しかし、レインボーゴールを外してしまいます。
そして、中央の段3つを狙った第2射。ここでは左端のゴールを外してしまいます。
その後、一番下の左端の入れて再びボール回収に、フィールドをウサギが飛びまわります。
バシュバシュという空気圧の音が会場に響いています。
しかし、ロボットがバシュバシュ音を出して飛ぶのは気持ちのいいものがありますね。
さぁ、玉を回収しカメにセット、一番下の残り2つのゴールにいれるものの、ここでタイムアップ。
残念ながらパーフェクトにはなりませんでした。
ウサギは少々ハプニングはありましたが、その後しっかりと競技を続けられたのが凄かったですね。
ただ、一斉にボールをゴールに放り込むことのできるわんこそばと一段ずつボールをシュートしていくカメ、シュートする機構の違いがスピードの差になったということでしょうか。
勝利したわんこそばの相手はトビハゼ。
両者ともボールをアームで一斉発射するタイプということではたして勝者はどちらになるのか。
ちなみに、試合後のインタビューで、ウサギは最大3メートルぐらいジャンプできるとのこと。
ジャンプ力もさることながら、その衝撃に耐えられる強度が凄いですね。


第5試合
鈴鹿高専 Emperor(エンペラー) VS 大阪府大高専 すこ→ぴおんず(スコーピオンズ)

第5試合はペンギンをモチーフにした鈴鹿高専のEmperorとサソリをモチーフにした大阪府大高専のすこ→ぴおんずの戦い。
Emperorは1回戦よりプログラムを変更し、よりスピードを上げてきたとのこと。
しかし、試合直前の変更で故障が出ないか不安もあります。
一方サソリも子サソリの出す風の威力がいまいちだったとのことでそこを調整してきたとのことです。
両者、1回戦より調整をしての戦いとなります。さぁ、競技が開始されます。
ペンギン速いものの、サソリも風で確実にボールを集めています。
そして、あっという間にお互いの機体は的の前に。
先に撃ったのは、ペンギン。全部入りパーフェクト。
一歩後れサソリもシュート。こちらもパーフェクトですが、少々遅かったです。
インタビューで人気投票によるワイルドカードに賭けるとのこと。
子サソリが風でボールを集める機構は面白かったですからね。
なお、最初にペンギン側が斜めにブレイクショットを打って玉を散ばせていましたが、そのあたりも勝敗を分けたのかもしれません。
数秒の差で勝負がつくようになりましたから、そういった少しの違いも重要となってきています。


第6試合
奈良高専 MechaPon(メカポン) VS 徳山高専 メカレオン倶楽部

第6試合はタヌキをモチーフにした奈良高専のMechaPonと、カメレオンをモチーフにしたメカレオン倶楽部の対決。
タヌキの方は、1回戦アームがゴールに当たり点数を無効にされていましたが、アームの先についていた補修用テープをはがしもう大丈夫とのこと。
また、声を出すスピーカーの位置も変え聞こえやすくしたとのことです。
はたしてタヌキは無事にパーフェクト達成することができるのか、両者準備完了し競技開始です。
タヌキ、カメレオン、両者とも1回戦を突破してきただけあり速い。
しかし、スピードは若干カメレオンの方が速いかでしょうか。
いや、ほぼ互角といってよいでしょう、タヌキも着実に進みボールを取って行きます。
そして、先に的の前にいったのはタヌキ、そしてそのままシュート。
今度はボードにアームが当たることなく見事にパーフェクトを達成します。
一方のカメレオンも遅れてシュート。メジャを伸ばしてゴールするタイプのカメレオン。
他の9個一斉にシュートするロボットと違い、1個1個次々と流れるようにボールが放たれていきます。
そして、それぞれのボールがゴールに入りこちらも一歩遅くパーフェクト。
スピードはほぼ互角の両者でしたが、タヌキが先に的の前に移動したということで、カメレオンの方は少々ボールを集めるのに時間がかかったのが敗因でしょうか。
カメレオンはボールを1個1個放つため時間がかかりハイレベルな戦いでは不利ではありましたが、メジャーを1つ1つ伸ばしていく様子はカメレオンが下を伸ばしていく様子にも見え面白かったです。
また、テオヤンセンの歩行機構も生物的かつ不気味な動きということで玉の発射機構、歩き方にカメレオンらしさがでていたように思えます。


第7試合
旭川高専 旭(キュービ) VS 長野高専 ポチとちーちゃんとケン

2回戦最後となる第7試合はキツネをモチーフとした旭川高専の旭と、モモタロウのお供をモチーフとした長野高専のポチとちーちゃんとケン。
キツネは光学系のセンサーを積んでいるため、一度競技開始前に試合が暗くなった際の誤作動が1回戦で置き、それによりリトライがあったとのこと。
調整をして、問題を克服してきたとのことですが本番ではどうなるのか。
いよいよ、競技開始です。
さぁ、キツネは心配していたリトライもなく、素早い動きでボールを集める。
スピードはキツネが優っていますが、モモタロウの方も着実にボールを集める。
しかし、モモタロウが玉を集めている間にキツネは的の前に移動。
そして、シュート。見事パーフェクト。流れるように点を決めていきました。
一方のモモタロウも遅れて的の前に到着します。
1回戦ではパーフェクトが出来なかったモモタロウ。ピッチングマシンのようにローラーで1つずつ玉を投げていきます。
少々外すこともありますが、ゴールを決めていきます。
そして、時間をかけながらも2分43秒と残り時間17秒のところでパーフェクト達成。
負けてはしまいましたが、3つのローラーを使ってしっかりと玉をコントロールし射出。
見事パーフェクトを決めてくれました。



ワイルドカード投票
さて、2回戦の試合も終了し、いよいよ次は休憩をはさみ3回戦。
しかし、ここで観客による投票による敗者復活枠の選考が開始されます。
観客が多いため、観客席を3つのブロックに分け携帯やスマートフォンで投票が行われます。
ちなみに、自分は一番ペットらしく、またルール説明VTRの大河原先生メカに似ていた仙台高専のササリーを選択しました。

ベストオブロボコン大賞
投票の後、休憩に入ります。
その間にロボコンの歴史25年VTRが会場に流れます。
そして、その流れのままロボコンのHPで投票していた今までロボコン大賞を取ったロボットの中で最も優れたロボットを選ぶベストオブロボコン大賞の結果発表が行われます。
5位から順番に発表されていきますが、1位は第7回大会のStar King。
遠心力で美しくフライングディスクを飛ばす機体です。
自分も、ロボコンをテレビで見たのはこのぐらいだったので、この機体は覚えていましたね。
当時の開発者の方に来ていただき、実際に動かしてもらうなど面白い企画でした。
開発者の方々は今は技術屋として働いているとのことで、技術者を育てるロボコンがしっかりとその役目をはたしているなと感じました。
ちなみに、このスターフライヤーのように遠心力を使ってボールを飛ばす鳥羽商船高専のたこの八っちゃんですが、このスターフライヤーをリスペクトして作られたとのこと。
良いロボットは、時代を超えて引き継がれていくことを感じました。

ワイルドカード投票
さぁ、そんなこんなで時間が経ちワイルドカードの集計も終了した模様。
気になるワイルドカードは……

小山高専のフレンドルフィン!!

伴走者の動きに合わせ、見事イルカショーを国技館で見せてくれたフレンドルフィンがワイルドカードで敗者復活。
ワイルドカード決定のインタビューによると、大会前日国技館の照明が強くKinectが全く動かなかったようですが、サングラスをカメラに付け、服に反射しやすいアルミをつけることでその問題を解決したとのこと。
試合会場での思わぬトラブルにも負けずイルカショーを見せてくれたその姿、もう一度見ることができるということで楽しみです。



準々決勝
準々決勝からはパーフェクトをした時点で試合終了。
スピーディーな展開となりそうです。


第1試合
都立産技高専 跳鯊(モデストゥス) VS 一関高専 椀子兄弟

準々決勝第1試合はトビハゼをモチーフにした都立産技高専の跳鯊とわんこそばをモチーフにした一関高専の椀子兄弟の戦い。
しかし、跳鯊の読みは漢字からは全然分かりませんね。ちなみに、googleで調べるとこんな結果が出ました。
さて、準備中の解説によるとトビハゼの方の空気シリンダーは時間が経つと空気が漏れるとのことで長期戦には不利とのこと。
一方のわんこそばは緩んでいたネジを締めなおして調整はばっちり。
ロボットの調子的にはわんこそばがリードしていますが、トビハゼも短期決戦ならば勝機がありますからどう転ぶかは分かりません。
さぁ、両者9発同時に玉を発射するタイプ。はたして勝つのはどちらか。
準備も整い、競技開始です。
両者動きが速い。ボールをゲットしわんこそばの頭が回っています。
おっと、トビハゼのフィールドからわんこそばのフィールドにボールが転がる、相手のフィールドには入れないため玉が1つ回収不能になります。
さて、先に的の前に移動するのはどちらか。
これはほぼ同時か、若干トビハゼの方が速くも感じられましたが、ほぼ同時とも言えるタイミングで的の前に。
そして、先に撃ったのはわんこそば。
そのまま、ゴールし見事パーフェクト、36秒。
その後、トビハゼもシュートしパーフェクトするものの一足遅くわんこそばの勝利。
負けてはしまったものの、トビハゼは自己ベストタイムを出し切り悔いはなしとのことでした。
両者接戦の緊迫した戦いを見せてもらいました。


第2試合
鈴鹿高専 Emperor(エンペラー) VS 仙台高専 CAME政宗(カメマサムネ)

第2試合はペンギンをモチーフにした鈴鹿高専のEmperorとカメをモチーフにした仙台高専のCAME政宗の対決。
ペンギンは前回、試合前にプログラムを改造しスピードアップ。
それが見事に功を奏し勝利します。
しかし、緑色を認識させ操縦するとのことで、相手のカメの緑を誤認識しないか不安が残るとのことです。
さぁ、はたして勝つのはペンギンかカメか、両者準備が整い競技開始です。
スピードは両者ほぼ同じ。ペンギンはボールをゲットすると頭が光り、サンキューという音が出ているようです。
しかし、歓声が大きく残念ながら音の方は良く分かりません。
そんな間にペンギンは的の前に、そしてシュート。
見事パーフェクト、タイムは36秒。
カメの方はここで試合終了。
的の前に移動する暇もなく敗北してしまいました。
カメの方は先ほどの試合でパーフェクトできなかったためパーフェクトしたかったとのことですが、残念ながら相手のスピードの前に玉を打つこともできませんでした。
準々決勝というで展開の早い勝負が繰り広げられてきています。


第3試合
鈴鹿高専 Emperor(エンペラー) VS 仙台高専 CAME政宗(カメマサムネ)

第3試合は牛をモチーフにした熊本高専のMOOSTARとタヌキをモチーフにした奈良高専のMechaPonの対決。
両者ともスピードのあるタイプですから、一瞬も見逃せません。
さぁ、両者準備が整い競技開始。
牛速い。しかし、タヌキも負けていません。
先に的の前に行くのは……牛、早くも的の前に移動します。
そして、そのままシュートしパーフェクト。なんとタイムは24秒、大会最速です。
タヌキ、牛のスピードの前に的の前にも行けず敗北。
牛、速すぎますね。
最後にデモでタヌキの声が流れます。
あまり、良く聞き取れませんでしたが、最後の「応援ありがとう」といったところは分かりました。
声を出すロボットもペットとして可愛らしさが出て面白いですが、さらにそれを操縦系のフィードバックなどに使っていけば飼い主とのコミュニケーションといった感じでよりペットらしさが出るのかな、などと思いました。


第4試合
旭川高専 旭(キュービ) VS 小山高専 フレンドルフィン

さぁ、準々決勝最後の試合はキツネをモチーフにした旭川高専の旭と観客からの人気投票でワイルドカードとして復活したイルカがモチーフの小山高専のフレンドルフィン。
キツネの方は過去の試合2試合とも30秒台でパーフェクトをたたき出した強敵。しかし、イルカの方も人気投票で上がってきており人気ではだれにも負けません。
ちなみに、得票数は297/1797とのことで、結構他のロボットにも票は流れていたようですね。
さぁ、キツネが一瞬にして勝負を決めてしまうのか、それともイルカがイルカショーを再び見せるのか。
両者、準備が整いいよいよ競技開始です。
キツネがガシガシ動いていきます。
イルカの方はしっかり歩いているものの、キツネに比べるとスピードは遅いです。
おっと、なんとここでキツネがリトライ。これはイルカチャンス。
この隙にイルカ着実に玉を集めていきます。
どうしたことかキツネ、なにかのトラブルのようでまだ戻ってきません。
さぁ、イルカこのままどうなる、とうとう的の前に移動します。
しかし、まさかこんな展開になるとは。
キツネがすぐさま勝負を決めイルカショーなど見る間もなく勝負が終わるのではと思っていたのですが、キツネがまさかのトラブル。
展開は現在イルカのリードする状態です。
国技館には魔物が住んでいるとは言いますが、イルカショー見たさのため神が下りてきたのかもしれません。
さぁイルカ、ちょっと前進が止まらない様子もありましたが、伴走者が発射するポーズをしてとうとう玉をシュート。
おっとしかし、ここでとうとうキツネが復帰。あっという間に的の前に移動してきます。
ここでイルカが1個ゴール。しかし、その後キツネが9個シュートし見事パーフェクト。
ここで試合終了。残念ながらイルカ、惜しくも勝利することはできませんでした。
シュートの決定力不足などもありますが、それでも準々決勝の舞台で見事にそのパフォーマンスを発揮し、観客を沸かせてくれました。
個人的には、伴走者が発射するポーズを取ってイルカがボールを発射するのがまさにイルカショーらしく楽しめました。



準決勝
さぁ、とうとう準決勝。ここからレインボーゴールが3つに増えます。
レインボーボールは3つのままなのでレインボーボールは1つでも外すとパーフェクト達成できないため難易度が上がって行きます。


第1試合
一関高専 椀子兄弟 VS 鈴鹿高専 Emperor(エンペラー)

準決勝第1試合はわんこそばをモチーフにした一関高専の椀子兄弟とペンギンをモチーフにした鈴鹿高専のEmperor。
準決勝ということで観客席の応援団の様子も映されています。
わんこそばの方の応援団は部長……ではなくそばっちが登場。
となりの通訳が応援コメントを代弁しています。
ペンギンの方は本物のゆるキャラが登場。
ペンギンはオッカリンにどこまでもついていくとのことです。
さぁ、両者全てパーフェクトで勝ちあがってきた機体同士、はたして勝つのはどちらか。
いよいよ、競技開始です。
スタートと同時にペンギンの伴走者走る、しかしペンギンは動かない、スタートが遅れます。
スタートダッシュを制したわんこそば、玉を回収しながら頭を回していきます。
そして、そのまま的の前に移動。
ペンギンは壁に当たり、リトライしています。
その間にわんこそばはアームを伸ばしてシュート。
見事パーフェクト、タイムは38秒。
ペンギンは伴走者が焦りすぎて先に走り、ペンギンを置いていったりと最初のミスが響きました。
また、最初のブレイクショットも相手側のボールを奥に固まらせたり、レインボーも固まっていたりと少々失敗していたとのことです。
ちなみに、ペンギンのプログラマは一人でまだ3年生とのこと。
来年のリベンジに期待ですね。


第1試合
熊本高専 MOOSTAR(モースター) VS 旭川高専 旭(キュービ)

第2試合はウシをモチーフにした熊本高専のMOOSTARとキツネをモチーフにした旭川高専の旭の対決。
牛の方の応援団は、何やら飛行機の時間が近いとのことで何名か帰る方もいるようです。
遠いところから応援ありがたいですね。
キツネの方は先ほど少々トラブルがありましたが、調整で解消できたのかが気になるところ。
さぁ、いよいよ競技開始。
両者スピード速い、フィールドを駆けていきます。
キツネも先ほどの試合の不調を感じさせません。
おっと、ウシが先にボード前に移動、そして勢いそのままにシュート。
見事にパーフェクト、29秒。
その一秒後ぐらいにキツネもシュート、こちらもパーフェクト。
しかし、キツネは一歩遅かった。
とはいえ、1つ前の試合で足の不調のあったキツネ、それがしっかりと修理されレベルの高い試合を見せてくれました。



エキシビジョン
決勝前にエキシビジョンとして会場の子供にロボットを操縦してもらいます。

都城高専 追跡!完璧リン(カンペキツイセキリン) VS 仙台高専 ササリー

エキシビジョンに選ばれたのはキリンがモチーフの都城高専の追跡!完璧リンとイヌがモチーフの仙台高専のササリー。
キリンは8つのセンサーが付いており、その2つを認識すると方向展開をするとのこと。
イヌの方は人がいる方にロボットが勝手に動くとのことです。
さぁ、エキシビジョンがスタート。
さすがに、ボールは固められて難易度は簡単にしてあります。
子供についていくイヌが可愛らしい。
キリンも動く、おっと止まらず暴走、ここでキリンは少々ストップ。
イヌの方が操縦は楽なのでしょうか……と思ったら、こちらも少々誤作動。
キツネはゆっくりと動いていきます。玉が入るとあくびのように口を開く。おそらくこれが喜びアピールなのでしょう。
さぁ、そんな間にイヌは発射態勢に。
玉を発射ロボットに装てんするのはちょっと危ないので、高専生が行っています。
さぁ、イヌ玉を発射。ちょっと外れてしまいます。
しかし、第2射と撃っていきます。
残り時間も少なくなっていることもあり、子供にも1つだけ弾を装填させ、玉をどんどん撃つ。
そして、ここで時間切れ……と思ったら、試合時間が3分から5分に延長。
ここでキリンが追いついていきます。そして、キリンもシュート。しかし、中々的に入りません。
そして、玉がなくなったイヌは再びフィールドに。
残り時間もなくなってきました。イヌは少し玉を回収し再び的の前に戻ってきます。
そして、玉を発射。しかし、入らずここで時間切れ。
エキシビジョンのため両者勝利で終了となりました。
今大会のようにコントローラー以外による操縦だと子供でも直感的に操縦できるということを紹介したエキシビジョンとなりました。



決勝戦
一関高専 椀子兄弟 VS 熊本高専 MOOSTAR(モースター)

いよいよ決勝戦。
決勝戦はわんこそばをモチーフにした一関高専の椀子兄弟とウシをモチーフにした熊本高専のMOOSTARの対決。
35秒が最速タイムのわんこそばは30秒前半を目指しているとのこと。
一方のウシは20秒台を出しているなどスピードでは若干ウシが有利か。
ウシの応援は何人か帰った方もいますが、その方々も遠いところから応援しているとの観客席からのコメントです。
さぁ、とうとう決勝戦のブレイクショット。
わんこそばのボールは遠くに飛んで行きました。
一方のウシのボールは近いところから遠いところまでまんべんなく散らばっています。
はたしてこの差がどう結果に影響するのか。さぁ、両者準備が整い競技開始。
やはりウシは早い。しかし、わんこそばも負けていない。
ボールを集めつつわんこそばの頭が回っている。さぁ、的の前に行くのはどちらが先か。
わんこ先に的の前に到着するが、ウシもすぐに追いつくそして……
ほぼ同時にシュート!そして同時にゴール!!28秒で両者パーフェクト!!!
ほぼ同時にパーフェクト達成ということで、協議が開かれています。
わんこそばのアームが先に延び始めたように思えましたが、ウシのアームは伸びるスピードが速くそれに追いついたように見えました。
わんこそばは今までの最速タイム35秒ですからね、ここでタイムを7秒縮める28秒をマークしてくるとは凄いとしか言いようがありません。
最後の最後に限界を超えた走りを見せてくれました。
そして、とうとう協議の結果が発表。
なんと、再試合が決定します。



ベストペット賞の投票
両機体の調整に入るとのことで少々スケジュールを変更し、ベストペット賞の投票が開始されます。
先ほどのワイルドカードと同じく、観客席を3つのブロックに分けて投票。
自分は先ほどと同じく、VTRのCGに一番近いロボットだったササリーを選びました。
そして、投票は終了。いよいよ決勝戦再試合が行われます。



決勝戦(再試合)
一関高専 椀子兄弟 VS 熊本高専 MOOSTAR(モースター)

さぁ、まさかの再試合となった決勝戦。
ロボコンの生みの親である森先生も決着がつくまで何度もやるとのコメントではたしてどちらが勝つのか気になります。
まずはブレイクショット。両者のボールがまんべんなく広がります。
椀子兄弟のボールは若干遠くまでいってないように見えます。
そして、両者の準備が整い競技が開始。はたして、勝利するのはどちらか。
スタートはやはりウシが速いか。しかし、わんこそばも効率よく玉を回収していきます。
そして、ウシが的の方へと近づいていく。
おっと、ここでわんこそばがウシを抜き的の前に。
しかし、ウシも追いついて発射態勢に。先に撃つのはどちらか……
わんこそば先にボールをシュート、その後にウシもシュート。
そして、ウシがシュートした直後わんこそばのボールがゴールに入る。
結果は見事にパーフェクト。
そのすぐ後にウシもゴールしパーフェクト達成しますが、一瞬遅かったようです。
再試合前の様子とほぼ同じ展開で、ゴールはほぼ同時でしたが、わずかにわんこそばが先にゴールしわんこそば勝利、タイムは29秒。
一関高専は20年ぶりのロボコン優勝となりました。
しかし、ウシの方はコンスタントに20秒台をたたき出し素晴らしい操縦と機体だったと思います。
再試合が行われたことからも本当に結果を分けたのはほんのわずかな時間の差で緊迫した戦いを見せて頂きました。
そして、一方のわんこそばは最速タイムを大幅に更新しての優勝。
試合前のタイムではウシの方が有利かと思われた戦いでしたが、調子とタイムをぐんぐんと上げていき最後に勝利をもぎ取って行きました。
一関高専の方々、20年ぶりの優勝おめでとうございます。



それでは、試合結果です。

優勝:一関高専 椀子兄弟

準優勝:熊本高専 MOOSTAR(モースター)

そして、各賞の結果は……

アイデア賞:大阪府大高専 すこ→ぴおんず(スコーピオンズ)
風で玉を集めるというアイディアが評価されました。
確かに、風で玉を吹き飛ばせばボール受け取ったときのロボットの喜びアピールをする必要がないため効率的な集め方でした。

技術賞:津山高専 ソウペン1号(ソウペンイチゴウ)
WEBカメラにより画像認識という高い技術が評価されたようです。
画像認識技術は自動化において重要なものですから、今後の発展に期待したいですね。

デザイン賞:都城高専 追跡!完璧リン(カンペキツイセキリン)
キリンらしい美しい歩き方や、いやになるほど見て研究したというキリンらしい外装が評価されていました。

ベストペット賞:小山高専 フレンドルフィン
1884票中594票を獲得しワイルドカードに続いてのベストペット賞受賞。
今大会、イルカの人気はすさまじかったですね。
ちなみに、2位はササリーで197票、3位はすこ→ぴおんずで149票でした。

本田技研工業:鈴鹿高専 Emperor(エンペラー)
オッカリンにどこまでもついていく正確な自動追尾ペンギン。その技術が評価されていました。

マブチモーター:津山高専 ソウペン1号(ソウペンイチゴウ)
技術賞と同じく画像認識技術。また、それによる誤字などのもどかしさが発生したことがペットとのコミュニケーションの表現の難しさを表していたようで面白かったとのことです。

安川電気:有明高専 キャロッ兎(キャロット)
他にはない空気圧センサーによるコントロール、それが技術者魂を揺さぶったとのことです。


東京エレクトロン FE:都城高専 追跡!完璧リン(カンペキツイセキリン)
人と人間と同じ空間で融合しできる姿をエキシビジョンでも見せ、愛らしい姿で会場を沸かせていたとのことです。

田中貴金属グループ:仙台高専 ササリー
本物のイヌに劣らぬかわいらしいしぐさが評価されていました。

そして、栄えあるロボコン大賞の発表です。
ロボコン大賞は……

小山高専 フレンドルフィン

パーフェクトを取る技術がありつつ、ペットらしいかわいらしいしぐさ、デザインでまさに本大会のロボコンの主旨あっているところが評価されていました。
確かに、今大会はワイルドカードで復活した後の善戦、ベストペット賞受賞などフレンドルフィンの活躍は際立っていましたからね。
イルカショーを見せたいというその信念を貫きとおしての受賞、おめでとうございます。


というわけで長くなりましたが、以上がロボコン2012の様子でした。
この記事はメモと記憶を頼りに書いているので、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません。
何か間違いがありましたらご指摘していただけるとありがたいです。

去年はロボコンは観に行ったもの、記事を書くことができなかったので、こうやってまた書けることが出来たのは嬉しいですね。
来年、再来年もできる限りは続けていきたいものです。

それでは、かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さりどうもありがとうございました。




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